呉服屋さんとの付き合い方 How to make good relationships with Kimono Retailers

呉服屋さんとの長いお付き合い

きものが楽しくなってくると、自然とお付き合いするきものまわりのお店が増えてきますね。

呉服店、履物店、和装小物の店に悉皆さんなんかも。これらもそれぞれ1カ所とは限りません。私も、東京の呉服屋さんのみならず、京都の呉服屋さんにもとてもお世話になっています。

きものは、購入したら終わり、ではなく、実はここからがお店との長いお付き合いのはじまり。悉皆、仕立て直し、数十年経ってからの色替えなど、長いご縁が続いていきます。おばあさまの代から3代お世話になっている、なんて老舗の呉服屋さんにはよくあること。

お店側からの視点で言うと、ライフタイムバリュー(顧客生涯価値)なんて昨今は言ったりしますが、顧客との取引が生まれてから終わるまでの間に、どれだけ多くの利益機会を生み出す事が出来るかを算出したものです。一定期間の間に顧客とより良好な関係を築き、多くの商売が成立するような構造を構築することによって顧客を取り逃がさない、というわけ。よりroyalで質の良い顧客を獲得するためにも有効です。

呉服店というのは、長い場合、顧客が生まれてから年老いていくまでの人生において、お宮参りに始まり、七五三、十三詣り、成人式、結婚式、、、というように顧客の人生を彩るお手伝いをビジネス機会として取り扱う事になりますよね。本来は呉服店てライフタイムバリューが高い商売。

現代では、なかなか人生という単位でのお付き合いを特定の呉服屋さんと共に、とは行かなくなってきましたが、たった10年だとしても、呉服店は、顧客との良好な接点をつくり続けるべく努力すべきだし、顧客の私たちも呉服屋さんと良好な関係を築けるような心持ちが必要ですよね。

それってなんだろう!?

 

呉服屋さんとの上手な付き合い方

まず、いい呉服屋さんの条件て何だろうな、と考えました。

①自分の好みと品揃えの方向性がマッチしている。

②店主(担当者)とのコミュニケーションがきちんとはかれる。

③執拗に売りつけようとしてこない。

④商品に提案性がある。

⑤客との関係性に一線を置いている。

などなど。。。以上は、今私がパッと思いついた事を列挙しているだけですけれども、一言で言えば、信頼関係。これに尽きますかね。これがあるからこそ、長くお付き合いが出来るお店、という事なんだと思います。

じゃ、いいお客様ってどんな人たちなんですかね。これは呉服店の皆さんに調査してみたいですね。

推察すると。。。

①ちゃんと買ってくれるお客さん。

これに尽きるか!笑

呉服店も人間ですし、相性ってぶっちゃけあると思います。どうも呼吸が合わない、という人だって当然います。そういうところでは、無理して買う必要はない。だから、自分がお店をのぞいた時の心地よさや刺激、店主との会話の楽しさ、そういった事が割と大事な要素になってくるんですよね。そんな環境を提供できるところが勝っていく呉服店だと思うし(もちろん商品力があるのは前提)、そういう呉服店と良き関係性を築けた方が、きものショッピングはより楽しくなるのではないかな、と思っています。

いい関係を築くためには、お店側も顧客側も最後は人間力!?(笑)

また、とりとめもない話になってしまいましたが、今、深夜2時。こんな時間に書いてるとダメですね。笑 もうそろそろ寝まーす。

それでは、皆さま、また次回。

 

あこや

 

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