すっかり遅くなってしまいましたが、7月のイベント情報です。 毎日暑いですが、強い太陽のした、涼しげにきものを着て闊歩したいものです! ●心斎橋 小大丸「半額市」 大阪の老舗呉服店 心斎橋 小大丸さんの半額市が、店頭で実施 […]
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御召の製造工程 さて、最後は御召の製造工程です。矢代仁さんが持参されていたとても可愛い版画の絵を参考に説明していきます! きものの命、蚕ちゃん。勝山さんの養蚕見学に伺った時のブログでも書きましたが、現代では昔のような細い […]
御召の歴史 正直、私自身は御召を着る機会がこれまであまり無く、どんな織物であるかについても深く考察してこなかったので(でもどんなものかきちんと理解したかった!)、今回の勉強会はとても良い機会でした。 ※矢代仁さんの明治時 […]
★御召の種類 ③風通御召(ふうつう) 経糸、緯糸とも表と裏で異なった色糸を使い、風通織りと言う特殊な二重組織で織った御召。表と裏の文様が反対の配色になるので、袋状に見え、その中を風が通るという意味で風通と言う。上品な中柄 […]
御召の種類 御召には、一体どんな種類があるのでしょうか。代表的なものをご紹介します。 ①紋御召 文様のパターンを写した紋紙を用い、ジャガードなどの紋織機で織り上げた織物。単色で比較的地味なものが多い。無地っぽいものが多い […]
御召の矢代仁(やしろに) 京都の老舗「矢代仁」さんは、御召を作り続けて今年で創業298年になるメーカーさんです。 これは、反物の端につける矢代仁の商品であるという証書。袴地、男物着尺、そして○○御召と書かれた証書がたくさ […]
大きな織機 工房には、織機も。ここで取れた繭は塩蔵され糸紡ぎがされた後、こうして大きな織機にかけられます。この工房で生まれた美しい絹糸は、勝山さんの有水羽絹(うすはぎぬ)という着尺であったり、最近では復元の仕事でその修復 […]
塩蔵する繭 勝山さんの繭の特徴は「塩蔵」すること。そう、塩漬けです。繭の塩漬けって、ちょっと驚きですが、その効果は勝山作品には必要不可欠のようです。実はこの塩漬けという手法は、古来から行われていた方法で、糸が柔らかくなり […]
蚕にご対面 ※今回は沢山蚕の写真が出てくるので苦手な方は要注意ですw。※ 桑畑から車を少し走らせ、勝山さんの長野の工房へ。工房では卵から蚕をかえす作業をしたり、繭から糸を引く作業をしたり、実際に織物を織る作業も行うそうで […]
なぜ養蚕を? もう3年前になりますが、森田空美先生のお教室の夏の会で勝山さんがゲストでお話をして下さったことがありました。その時の勝山さんの養蚕のお話は大変興味深く、今でも印象に残っているのですが、当時その内容をこのブロ […]