八月に入りました。 オリンピックがスタートして、コロナ感染も再び急増していて、なかなか複雑な気持ちの夏休み、皆様いかがお過ごしですか? 私はというと、朔日詣りに陽射しの強いなか、行ってきました。 境内は日陰がなく、少し立 […]
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先日、西陣の織物メーカー 桝屋髙尾さんによる“ねん金”のお話をお聞きする機会がありました。初めて知る事も多く面白かったので、少しご紹介したいと思います。 レクチャーして下さったのは、桝屋髙尾さんの長田さん。 今、手にお持 […]
夏前の矢代仁さんの勉強会でお願いしていた紋お召が出来上がってきました。 鮮やかなグリーンのストライプが気に入って単衣でお願いしたもの。 よく見ると、縞に直角に白いラインが入っていますので、格子のようにも見えますが。。。 […]
御召の製造工程 さて、最後は御召の製造工程です。矢代仁さんが持参されていたとても可愛い版画の絵を参考に説明していきます! きものの命、蚕ちゃん。勝山さんの養蚕見学に伺った時のブログでも書きましたが、現代では昔のような細い […]
御召の歴史 正直、私自身は御召を着る機会がこれまであまり無く、どんな織物であるかについても深く考察してこなかったので(でもどんなものかきちんと理解したかった!)、今回の勉強会はとても良い機会でした。 ※矢代仁さんの明治時 […]
★御召の種類 ③風通御召(ふうつう) 経糸、緯糸とも表と裏で異なった色糸を使い、風通織りと言う特殊な二重組織で織った御召。表と裏の文様が反対の配色になるので、袋状に見え、その中を風が通るという意味で風通と言う。上品な中柄 […]
御召の矢代仁(やしろに) 京都の老舗「矢代仁」さんは、御召を作り続けて今年で創業298年になるメーカーさんです。 これは、反物の端につける矢代仁の商品であるという証書。袴地、男物着尺、そして○○御召と書かれた証書がたくさ […]
代官山のヒルサイドテラスで開催中の勝山健史さんの織物展に行って来ました! タイトルは「要の美」。時代を反映し、着る人を美しくするために必要なきものと帯。用具としての美、必要とされる美、両面からのアプローチが込められたタイ […]