ボンジュールきもの、パリに行く⑱ bonjourkimono goes to Paris!


ランチを終えて、いよいよビルバオのグッゲンハイム美術館の館内へ。
ちなみに、今回宿泊したホテルが美術館の入館チケット付きパッケージだったので、ホテルでいただいたチケットで入館。おそらく入館料は17ユーロくらいかと思います。お得でした♪


いきなり天井まですこーーーんと抜けた大空間が眼前に広がり、フランク・ゲーリーの不思議なフォルムの天井や壁面に圧倒されます。どうやって設計しているんだろう(笑)

最初に目についたのは、1階ホールに展示されていたフォンタナの作品。


このシリーズは、先日訪れたばかりのパリの近代美術館でも見ましたが、好きなタイプです。

今年、25周年を迎えたというビルバオのグッゲンハイム美術館。周年記念展示は、彼らの所蔵品をどどーんとお見せします!という私にとってはすごくうれしい企画で、とっても楽しみにしてきました。

1階の特別展示には、草間彌生さんの作品もありました。


これは、まもなく、草間彌生さんの大個展がこちらで開催予定で、その予告といったところでしょうか。草間さん、ルイビトンとのコラボレーションといい、まだまだ大活躍ですね。すごい!

エレベーターで3階へ。
ここはポップアートの世界。ジェフクーンズの巨大チューリップとギルバートアンドジョージの巨大な絵画が出迎えてくれました。


二組とも大好きなアーティスト。テンションが上がります。
基本的に撮影がOKなのも今時の美術館!動画はNGだったかな。


ギルバートアンドジョージは、昔々、イギリスに住んでいた頃、自宅が彼らのアトリエに近くて勝手に親近感を覚えていました。(笑)大御所な二人です。

この部屋にはアンディ・ウォーホールの作品などもあり、ポップアートの巨匠作品がどどんと並びます。

次の部屋には、私の大大大好きな、マーク・ロスコが。


この美術館が25年前に出来たとき、どのように収蔵作品を集めたのかまでは詳しくわかりませんが、今回の展示はある程度の時代ごとに部屋が分かれているような構成になっていて、すごく見やすかった。


バスキア。

こういったビッグネームのアーティストの作品がゴロゴロしているのもさすがです。


エルネスト・ネト。
この作品は中にも入れるんですよ。

こんな巨大なお部屋も!ここには、アンゼルム・キーファーの作品が複数展示されていました。


彼女の作品も、一目見てすぐわかるほど、どの作品もインパクトが強いですね。

階下に降りていくと、1階に展示されている巨大な作品を上から眺めることができます。


リチャード・セラの巨大なインスタレーションです。
これ、後で、実際中を歩いてみたんですが、本当に迷路に迷い込んだみたいで、結構怖かった(笑)。


設計当初のミニチュアなども展示されていて、厚い鋼板をどうやって展示したのかなど、プロセスがわかります。


1階に戻ってきました。Jenny Holzarのユニークな作品。

手前と向こう側から見る電光掲示板にはそれぞれ違う言語が現れるんだけど、バスク語が出てくるみたい。

オノ・ヨーコのWishing Tree。


世界が平和になりますように。これに尽きる!

2時間たっぷり館内を堪能して、美術館の外にある作品もチェック。


名だたる美術館には必ずあるといってもいい、ルイーズ・ブルジョアのスパイダー。
私はあんまり好みではないんですけど、みんな好きなのかな~(笑)。

この後ろに見えている赤い橋も、実は作品なんですって。実用的な作品なんだけれど、面白いですよね。どこからでも目立つ赤い橋。


ああ。。。本当に来れてよかった。と実感しながら、ホテル散歩しながら戻ります!



つづく。


あこや

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