水無月の京都旅~その⑧~ 長艸繍巧房 A trip to Kyoto

翌日の京都は、朝から陽射しが強く気温も上がり暑かった~。

日傘を差しながら向かったのがこちら。

北野天満宮の近くにある 長艸繍巧房貴了庵さんにお邪魔しました!

こちらは、先日このブログでもご紹介した、「繍えども繍えども」という 作品集を出されたばかりの長艸敏明さんの工房になります。


京都へ訪れる度、伺いたいと思っていたものの、工房とのご都合が合わなかったりでこれまでずっとご縁がなかったから、今回やっと伺えて嬉しかった!

こちらが 長艸敏明先生。

いやー先生、想像以上に楽しい方で、この後、奥様の純恵先生もご一緒に随分と長くおしゃべりさせて頂いて、時が経つのを忘れる程でした。偶然にも色んなご縁が繋がって、共通の知人も多い事が分かったり、充実の工房見学となりました。

何気に背後に映っている能衣装は、全部先生の刺繍で覆われているとんでもない作品です。。。自分の本を持参していたので、サインしてもらいました!うふふ。

私は先生の作品の大ファン。きっかけは、青山八木さんで見せていただいた刺繍帯。その美しさったら、とても写真や言葉じゃ表現できません。笑 実物を皆さん、見て欲しい。

そうそう。そういえば、先日の八木さんの講義で先生の作品がありましたので、ちょっと再掲。

私の写真を撮る角度がひどすぎて、その良さが全然伝わらないかもですが、美しい繊細な技術と色合いが完璧!

工房では、きものや帯に刺繍のオーダーが出来ます。オーダーに関しては、先生方はじっくり相談して進めて行くのだそうですが、これってすごく難しい作業ですよね。なので、先生方もたくさん見本をお持ちで、それらを見せて頂きました。もちろんお写真はないのですが、眼福タイムでした!

また、先生がエルメスから発注されて制作した作品や美智子さまのドレスに刺繍した作品の記事なども拝見して、emborideryは世界共通!

最後に奥様の純恵先生と。
息子さんご夫婦が同じく工房でお仕事されていて、敏明先生と純恵先生の技術もきっと受け継がれて行くのだろうと安心しました!

先生の工房は予約制ですが、どなたでも見学可能です。
刺繍に興味がある方は、刺繍教室もあります。東京でも月1回実施されていますので、HPをご覧下さいませ。

今回も充実の京都旅でした!

あこや

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