履物と洋傘の専門店 銀座 ぜん屋さん Zori maison Ginza Zenya
みなさんは、京の着倒れ、大阪の食い倒れ、、、なんていう言葉を聞いたことがありますか。
江戸時代からその土地を表す言い方だったそうですが、なるほど言いえて妙です。では、江戸は?
江戸には諸説あるのですが、「江戸の履き倒れ」という言い方があるのをご存知ですか?
履き倒れ、というと神戸をイメージするのですが、草履といえば東京、と昔から言われているのだそうです。
職人さんの数がいまでも京都に比べて格段に多いのだそうですよ。東京にもたくさん草履屋さんがありますが、その代表的な老舗「銀座 ぜん屋」さんへ伺いました。
ぜん屋さんの草履の特徴は、細身のデザイン。すっきりと笹型でいかにも江戸好み、といったところ。梨園の奥様方にもご贔屓筋が多い東京の草履屋さんです。お店は銀座8丁目。目の前をよく通るのに、きちんと拝見するのは初めてでした。
今回のお目当てはこれ。
ぜん屋さんの草履の中でも、「イタリアンカット」といって、通常のデザインよりもさらに細身。特徴はつま先の部分が鋭角にカットされている草履です。
イタリアンカットって和風に書いてありますね。(笑)
実際履かせていただくとこんな感じ。他の草履をはいたのを横で比べるとわかりやすいですが、一切草履が見えない!支えるべきところは支えて、不要なところはそぎ落とされたデザインなのです。
ぷっくりと丸みを帯びたぽてっとした草履もかわいいけれど、大人っぽい草履にも挑戦してみたいなと思いました。
たくさんある色見本から好きな色を組み合わせてあつらえることができるんですよ♪
スッとしたシルエットがきれいですよね!
仕上がりが楽しみです~♪♪♪
I ordered new zori at Ginza Zenya which zori has a unique shape called italian cut. We can make it with favorite color combination so I ordered yellow base and green hanao this time! 🙂
あこや
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