「銀太郎さんお頼み申す」a kimono manga Gintaro-san otanomi mosu


先日、生徒さんに「面白いですよ」とおすすめして頂いた東村アキコさんの漫画「銀太郎さんお頼み申す」、さっそく購入して読んでみました。

東村アキコさんの着物好きは有名ですが、満を持してお着物漫画をスタートされましたね。これはもう楽しみでしかない!

この漫画自体は連載がスタートした頃から気になってはいたのですが、やっと単行本が出たというタイミングでオススメもしてもらったので購入。一気に読んでしまいました。

どんなお話かはネタバレになってしまうので、Amazonの紹介文を引用しますね。

岩下さとりはバイト先のコーヒーショップに現れた謎の着物美人をひと目見た瞬間、夢中に そんな時、着物美人から頼まれごとをされ、憧れの着物を着させてもらうことになった! 着物の美しさと、日本の伝統的な文化の奥深さに、心を打たれて──?

主人公の岩下さとりが、きものや日本文化に触れ、いろんな成長を遂げていくお話なのだと思うのですが、単なるきもの解説漫画ではなくて、東村アキコさんがきもの愛好家として感じてきたいろんなエッセンスが詰まっていて、きもの好きにもそうでない人にも、絶対に楽しんでもらえる漫画だと思う。

きものの醍醐味っていろんなポイントがあるけれど、とてもエッセンシャルな点をきちんとついていて、これからの展開が非常に楽しみ~~。きものあるあるもいっぱいあって笑えます。特に私は、主人公に着付けを施すヨシエ先生が大好き(笑)

思い起こせば、ずいぶんと昔、東村アキコさんとご一緒させていただいたことがありました。また機会があったらお会いしてお話ししてみたいな。

私は、小規模ながら着付け教室をさせていただいていますが、それでもきものの楽しさ、素晴らしさを伝えることの難しさを日々感じています。この漫画を読み終えた後、漫画の力ってすごいな、と改めて思った。私が日々なんとなく感じていることが、絵になり、言葉になり、こんなにわかりやすく、伝わっていく。これ読んでもらった方が早いんじゃwww。

こうした漫画をきっかけに、きものを着てみたい!と思ってくれる方が増えたらいいなー。きっと映画化やドラマ化もされるのかな、楽しみですね!


あこや

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