特別展「きものKIMONO」へ行ってきました! KIMONO exhibition

東京国立博物館で4月から開催予定だった特別展「きもの KIMONO」がコロナウイルスの影響で延期となり、どうなるのかしら?と思っていましたが、はれて6月30日(火)から開催!ということで、早速観に行ってきました!


とても久しぶりの上野の森。美術館前につくと、人気(ひとけ)の少なさに驚きました。それもそのはず。今回は、入場者を事前予約制にして会場内に入る人数を制限している、ということで、私もきもの展のサイトからチケットを事前購入してやってきました。


体温測定を終えて、中へ入ると、だれもいなーい!(笑)トーハクといえば、いつだって大混雑のイメージですが、人影まばら。ちょっとドキドキしました。


写楽もどでかさが際立ちます。
しかし、東京国立博物館の建築はいずれも素敵です。これを作ろうと当時頑張ってくれた人たちに、作っておいてくれてありがとう、と言いたいです。

さて、きもの展の会場は平成館。森鴎外先生が出迎えてくれます。


ここまでくると、さすがにきもの展のお客様がちらほらいらっしゃいました。

平成館の中に入ると、どどーんと、きもの展の幕が!


テンション上がりますね~♪

2階に上がっていきましょう!
今回の展覧会は、鎌倉時代から現代までのきものの歴史を通覧するかつてない大規模なきもの展です。

オリンピックの時期に合わせて企画されたのでしょうから、多くの外国の方にも見てほしかったですね。気合いが入っている企画展だったと思います。なので、見る前からワクワク♪


2階に上がると、目の前にイヤホンガイドを借りられる場所がありますので、お借りして(私はこの手のイヤホンガイドを必ず利用します)、早速中へ!

もちろん会場の中のお写真はないのでご紹介はできないのですが、
皆さん、これはきもの好きもそうでない人も、観るべき展覧会です!

大興奮の1時間半でした!(時間が足りないくらい!)私は、もう一度、ゆっくり見たいので、再訪する予定です。しかも、前期と後期で展示が入れ替わるので、それぞれ1回は必ず観たいです。

ギャラリーショップ


きものの原型である小袖が登場する室町時代後期から、徐々に変遷して現代のきものの形へ向かっていく衣服文化を時代を追ってみることができるという構成になっていて、とにかく、展示されている歴史的に貴重な小袖の数々がすごい!

保存状態が良いことに、本当に驚きましたが、当時の職人たちの技術のすごさや、こんな豪華な服をまとって生活していた当時の貴族や武士階級の暮らしぶりを想像すると、終始アドレナリンが出まくりました。(笑)

きもの展限定のきものBlythe


特に、桃山文化あたりのものがすごく良かったですね~。
奢侈禁止令が出る前後の町人のきものや大奥のきものもド派手で面白かった!

こんな衣装って世界のどこを探してもないな、というくらい、纏っているのは絵画、宝石、と言わんばかりの品々です。今回のきもの展のナビゲーターであるIKKOさんもおっしゃっておられますが、まさに「宝物」の数々です!

抽選でそれぞれ1名に購入権が当たるそうです


見終わった後、「ああ、日本てすごい。日本人てすごい。きものってすごい。」という、気持ちになりました。

とにかく、日本文化検定の勉強をしてきた方は、教科書で見たことあるきものが目の前にある、という感じですのでね、楽しめると思いますよ~。文字だけで頭に詰め込んでいた知識が、リアルな衣装を見て、そういうことか!とやっと納得できる感覚もありました。

最後にギャラリーショップで図録もゲット。


立派な図録ですね~。
ゆっくり中を見ながら、展示も思い出すのが楽しみです。


ぜひ、皆さま、きもの展に足を運んでいただきたいです。
感動ものです!

帰りに寄り道。


喫茶はやってなくて残念でした。
いずこも、まだまだ自粛モードです。


あこや

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