祝・20周年!森田空美先生の新年会へ~その②~ The new year party of Akemi Morita

稀勢の里関、横綱昇進おめでとうございますー!!

長年、応援していた稀勢の里が、とうとう横綱昇進を確実なものにしました!もう感激です。。。!立派な横綱になってね。

さて、先日の新年会の続きです。

森田先生のお教室の新年会は、今年で10回目。古い生徒さんにお聞きしますと年々参加人数も増えて、華やかになっているんだとか。そんな新年会でとても楽しい趣向がこちら。

日頃から森田先生とお仕事をしていらっしゃる銀座もとじさん、青山八木さん、祇園ない藤さんといった面々の商品をご提供してくださるくじ引き大会!

こちらは、もとじさん親子。もとじさんからは、プラチナボーイを使った大島紬や白生地など!
そして、こちらは青山八木ご夫妻。

八木さんからは、帯締め帯揚げのセットや、お好きな長襦袢お仕立券など、魅力的なご提供が続きます~。

そして、草履の祇園ない藤さんからも草履や、お誂え券など、豪華ー!森田先生ならではの、新年会でございますね~♪

私はもちろん当たりませんでしたが、当たった方、とってもラッキー!春から縁起が良いですね~☆

私たちのお楽しみの後、森田先生への質問コーナーや参加者一堂から花束贈呈式。この日、先生がお話しされていた内容を少しご紹介したいと思います。


●セロトニン効果でいつでも若々しく!
きものを着ていることが元気でいられる秘訣、と語る森田先生。
きものは、まとった瞬間からセロトニンと言われる幸せホルモンが分泌され、一種の興奮状態になり、常にドキドキ、ツヤツヤとなるんですって。でもそれとっても良くわかる!だって、きものを着るとテンション上がりませんか?嬉しくて幸せな気持ちになりますよね。それがとっても大切なんですね!

●コーディネートのコツは?
今の時代に、今の気分で、今着たいものを着る、これが重要です。
だから、時代の風を常に感じてきものを選ぶことが大切。ただし、きものは足し算のファッションです。きものを決めて、帯、そして帯揚げ、帯締めと続きます。だからこそ、引き算をすることを心がけて!

●美しいものを美しいと感じられる自分でいること

これは、この日一番の納得のお話でした。
自分を常にリフレッシュさせて、きちんと美しいものを見た時に、ああ!なんて美しいんだろう!と感じる心を持ち続けるということが何よりも大切なのです。でなければ、美しいきものも選び取ることは出来ません。だからぼーっとしていてはダメ!洋服の流行なども気にすることが大切!

●美しい着こなし
衿合わせに代表される美しい着付け。着付け技術もさることながら、着た後の所作が着崩れにつながっていきます。姿勢が悪いと衿もとは崩れ、洋服と同じような所作をしていては、きものを着ている意味がありません。所作には充分気をつけましょう。

●先生の座右の書
世阿弥の風姿花伝。先生のスピリットがここにあるそうです。
さて、この日の先生の装いについてのご紹介がありました。
波の文様が大きく上前に描かれたおきもの。

こちらは、加賀友禅作家の中島博志さんのもの。20周年にちなみ、20年前に誂えたおきものを選ばれたんだそうです。先生のパーソナルカラーであるグレーを基調にし、大ぶりの波模様が印象的に描かれた1枚。ご説明の際、先生がおっしゃっておられたのが、先生の提唱する30年きものといえる、長く着られる1枚で、思い出のきものなのだそうです。

こちらに合わせていらっしゃるのが、京都西陣の山口伊太郎さんの帯。山口伊太郎さんといえば、京都西陣で織物屋でありながら、紫紘という問屋さんを営まれ、高級帯の代名詞といった方だそうです。それこそ皇族の皆様がされるような帯を作られていて、2007年に105歳で亡くなったのだとか。戦後の西陣復興の大きな立役者だった方です。

写真では見にくいのですが、きものと同系色のブルーグレーにお腹の部分は太い縞が織りだされたものでした。森田先生ならではのコーディネートかと思います。

つづく

 

あこや

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