ゆかたレッスン~準備しましょう~

ゆかたを着るために用意するものをご紹介します。

●下着(肌着、肌襦袢など)
浴衣もきものも、基本的には全て同じ。
まずは、下着を用意します。

ー和装ブラ
胸まわりを平らに見せ補正の役割も担ってくれます。
胸が大きい方は必ず装着する事をオススメします。

ここでご紹介しているのは、夏用であせとりパッドなどもつける事が出来るタイプですので、便利です。

ー肌襦袢
綿の2部式や夏の浴衣用にワンピースタイプなど様々なものがあります。

肌襦袢の役目は、生地が薄い浴衣や袖口、身八つ口から肌が見える事を避けるためと、汗とりです。また、補正が出来るタイプなどもあるので、体のラインを寸胴にし、浴衣を着たときのシルエットを美しくしてくれるものも多くあります。

本来浴衣は、風呂上がりの部屋着。その意味では、素肌に直接着るものですが、私たちは浴衣を着て電車に乗って花火大会に行ったり、人がたくさんいるお祭りに行ったりと、外出着として着用しますよね。その時に下着をつけずに浴衣を着るという事は、洋服を着る時、下着をつけずに着る事と同じ事。きちんと肌襦袢を着用しましょう。

ー補正アイテム
このブログを読んで下さっている方の多くが該当されると思いますが、最近の若い女性はみなさんスリム!洋服を着るときは、細い体のラインを強調しかっこよくドレスを着こなす方も多いでしょう。

しかし、きものでは、くびれは御法度。いかに寸胴に見えるかが美しい着こなしのポイントです。ただし、浴衣は、本来素肌に着る家着なので、あまり補正を気にせず、ある程度の体のくびれを見せるのも色っぽく着こなす秘訣でもあります。

下記に該当する方は、補正アイテムを使ってやや寸胴を目指しましょう!
☆胸が大きい→和装ブラ、胸あて、を使って胸を平らにしましょう。
☆ウエストが細い、上半身が薄い→市販の補正パッドやタオルなどを腰に巻いて寸胴にしましょう。汗とりの役目も果たしてくれ、腰紐が肌に当たるのも防いでくれます。

●小物
ゆかたの着付けに必要な最低限の小物を準備しましょう。
腰紐(1−2本)
着物ベルト(1本 ※なければ腰紐でOK)
伊達締め(1本 ※正絹の博多織がベストです)
帯板

●浴衣と帯
ゆかたも様々な素材のものがありますが一般的なのは綿100%のものですね。
あらってしわがあったりしたまま着るのでは、着姿が美しくないので、きちんとアイロンをかけておきましょう。
帯は、ゆかたには半幅帯が主流でしょうか。

最近では、様々な帯結びが楽しめるように長めのものが多いと聞いています。素材や、色、柄、たくさんある中から、自分の浴衣にぴったりなものを選んで楽しみましょう。夏の八寸名古屋帯なども合わせる方も多いかと思います。それぞれに、コーディネートを工夫しながら楽しみましょう。

●下駄
浴衣では、原則、はだしに下駄を履きます。

きもの風に長襦袢を着て、浴衣をお召しになる場合には、足袋をはいて下駄、または夏草履をはきます。これが準備できれば、あとは、美しく着るだけです!

あこや

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