きものを上手に購入するコツ~青山 八木さん直伝~
先日、素敵なご縁があって、
森田空美先生が御用達で有名な呉服店 青山 八木のご主人八木健司さんと
お会いする機会に恵まれました。
青山 八木と言えば、ご主人が選び抜いた質の高い美しい作家もののきものたちが並ぶまるでギャラリーの様なお店。「八木スタイル」という言葉がしっくりくる様な、個性を持った呉服屋さんです。
多くの女性誌やきもの雑誌に登場、きもの雑誌においては、名前を見ない日はないというくらい。きもの関係者、また、女優の方々の支持も熱く、まさに現代のきもの好きに支持される現代の呉服屋といった印象です。
森田先生ファンの私にとっても、憧れの呉服屋さんです。
このお写真で森田先生が着ていらっしゃるのも、全て八木さんのところのものだそうです。
ご主人にお会いできた嬉しさに、きものについて恥ずかしながらいろんなお話をさせていただきました。
印象的だったのが、ご主人がおっしゃったきもの3原則です。(←勝手に命名)
①きものを購入するコツは、よくばらないこと。
→きものにはまり始めると、いろんなきものが欲しくなりますよね?○○紬も着てみたい、友禅のこんなのもあるよね、こないだ雑誌に載っていた○○織は一つ持っておくべきかしら。。。と、自分の好み以上に欲しがる気持ちが勝って結果、ずっと箪笥に入るきものを買うことになるわけです。これは非常に納得。私、とてもその傾向が強いです!笑
②数パターンのお気に入り一揃えをセットで購入する。
→きものを買う時、きものと帯と取り合わせで購入できれば理想的ですが、予算も限りがあってなかなかそうはいきませんよね。ただ、やはり、これだ!という自分の好みのパターンをいくつかそろえで購入していくと、その後、好みの帯、きものを、バラバラに購入しても不思議と取り合わせがしやすいラインナップが箪笥の中に出来上がっている、というのです。
なるほど!毎回揃えで購入するのは無理でも、軸になる数パターンを持っていれば、おのずと自分の揃えるべきワードローブが見えてくる訳ですね。
③長く付き合える呉服店から購入する。
→きものを購入した日からが、本当の呉服屋さんとのお付き合いが始まるんです、というご主人の言葉に、ハッとしました。。。一度購入したら長い年月楽しむきもの。これから起こるであろう様々なメンテナンスも含めて信頼できる呉服屋さんから購入することが一番大事。
うーん!おっしゃる通り!
ご主人のお話の意図と少しずれているところがあったら申し訳ないのですが、
私はこのように理解し、非常に納得しました!
そういう意味では、私はまだまだ上手にきものを購入できてないな、、、
昔は、どこの家も出入りの呉服屋さんがあってそこに何でもお願いしたものですよね。今もそうだというお宅はたくさんあると思います。我が家にも、私が小さい頃は、銀座の呉服屋さんが来てくれていたこともありましたが、残念ながらもうお店をたたまれてしまいました。
長いおつきあいが出来る呉服屋さん、信頼出来る呉服屋さん探しが、
きものを購入する最大のコツ、なのかもしれませんね。
これをきっかけに、今度 青山 八木さんに、伺ってみようと思います☆☆☆
あこや
anessa
2014年10月4日 at 2:54 AM「」
P
はじめてコメントさせて頂きます。
森田先生、素敵です!
東京でお会い出来るなんて、ほんとうに羨ましいです。
東京も永くお付き合い出来る、呉服専門店が多くあって
やっぱり信頼関係あってこそのキモノライフだなと
改めて感じます。
AKOYA
2014年10月4日 at 11:48 AM「」
anessaさん
コメントありがとうございます!
森田先生、素敵ですよねー!
素敵な呉服屋さんと長いおつきあいが出来たら、きっときものライフはもっと楽しいものになりますよね。またブログ遊びにきて下さいね☆