ボンジュールきもの

なんだか毎日ムシムシしますね。暑い夏がすぐそこまで来ている、そんな感じがいたします。

6月1日は更衣。衣替えですね。もう襦袢も小物も夏ものを。暑い中の楽しいひととき。何を着ようかな♪

日本人は、そんな暑い夏を目から涼やかにしようと様々な生活の工夫をしてきました。私も涼しげなものを～と思い出したのが、
先月、乾燥した晴れた日に虫干しをしようと引っ張り出してきたこの屏風。

これは私が大好きな屏風なのですが、可愛らしい少女たちが浴衣を着ています。七夕祭りでしょうか。この少女を描いたのは、ぬり絵で有名な蔦谷喜一さん。喜一さんは、もともと日本画家ご出身。ぬり絵作家として活動しながらも、求めに応じてこうした作品を残してらっしゃいます。

最近、大人のぬり絵というのがまた流行っているらしいですね。きいちさんのぬり絵人気も再燃するかな。

見てください、この愛らしさ！また、彼女たちが着ているゆかたの柄や兵児帯の絞りの具合、可愛らしさ炸裂！！金魚に流水柄、後ろのおかっぱの少女は、真っ赤の麻の葉柄。こんな浴衣いまどき無いですね～。頭には市松のおリボン。

浴衣を着て七夕パーティ、、、大人も負けじとやらなきゃ！（笑）その時は、この屏風を飾りましょう♪

This Byobu is my favorite work suitable for Summer from My father’s collection of a Japanese painter Kiichi Tsutaya famous for Nurie artist.

あこや