軽井沢ではじめての着物 Kimono in Karuizawa

今年は、8月の軽井沢での滞在が例年に比べて長かったのですが、その分、家族とゆっくり過ごしたり、友人と久しぶりに食事をしたりと、おだやかな時間を過ごすことが出来ました。

そんな中、はじめて軽井沢で着物を着るという挑戦をしてみました!(笑)


挑戦というと大げさですけれども、小さい頃から夏を過ごしている軽井沢は、私にとってお洒落なよそ行きの避暑地というよりも、シンプルに自然とたたずむ場であり、気合を入れてお出かけを前提に過ごしていないこともあって、軽井沢で着物を着る、というのは考えたこともなかったんです。(笑)

実際、軽井沢は雨も多く、湿度が高いし、別荘地は土の道も多いですから、着物を着るのは、まあ気を使います。

今回、きもの友達が声をかけてくださり、「着物で行きましょうか!」ということで、素敵なレストランへお出かけしてきました。


フレンチレストランのエルミタージュタムラさん。

ここは、軽井沢が美食の町と言われるきっかけを作ったお店ではないかしら。昔から人気のレストランですが、お邪魔するのは10年以上ぶり。今でも予約がなかなか取れないとかで、今回はお友達が予約してくださり、ラッキーでした。


こちらのレストランは、お味もさることながらですが、やはりお店の雰囲気が素敵なんですよ。なので、着物にもピッタリなの!緑に囲まれた空間に、他のお客様が一切気にならないようなレイアウトで、ゆっくりお食事が頂けます。


本日のランチ。美味しそう♪


一皿目から季節を感じさせるお料理。手でつまんでパクッ!美味しい~♪


これもなんだか、キノコみたいな形を模してて軽井沢らしい。そろそろ軽井沢もキノコの季節がやってくるな~。


こちらは、鱧。これ凄く美味しかったな。(全部美味しいんだけどwww)


そして、タムラさんのスペシャリテはいまだ健在!桃のスープ♪凍らせた桃が器になっていて、蓋をあけるとスープが。


暑い夏に最高の一皿。


メインは仔牛をチョイス。もうお腹いっぱい!といったところに、デザートが運ばれてきまして、感動~~!


お友達が、お誕生日プレートにしてくださるようお店にお願いしてくださっていました。あ~なんて私は幸せ者かしら。ありがとうございます!!!

お店の方が歌をうたってくださいました。(笑)そして、ロウソクを消す前に、必死のお祈り(笑)。


どんだけ必死?(笑)本当に有り難いことです。

この日着ていたお着物は、前回のブログの京都でも着ていたきものと同じで、染織家 牧山花ちゃんのきものに、勝山健史さんの帯を合わせています。この組み合わせが大好き。(京都の時の帯は、染織家 津田千枝子さんです)

花ちゃんのおきものは、写真からも分かるように、絹の光沢がすごい!まさに羽衣といったところです。本当に美しいお着物だな、と思います。

この日は、雨でしたので、着付けも裾線を上げ気味に着丈を少し短めにしています。気休めですが、着物に雨は大敵ですから細心の注意を!


優雅で幸せなひと時でした。ありがとうございます。


あこや

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