衿芯で美人度アップ!!美しい衿合わせって最高!Meet the new look by han-eri

きものを着る方の悩みの筆頭として、

「衿合わせが綺麗にいかない。。。」
「衿合わせが詰まってきて半衿が見えなくなる。。。」
「衣紋が抜けない。。。」

などなど実に半衿周辺の悩みが多い気がします。
やはり美しい着付けは上半身の印象で決まる!みなさん、それがわかっていらっしゃるからだと思います。

先日の私の半衿。この写真、朝着付けをし、夕方自宅に戻ってから撮影したものですが、朝着付けをした状態のまま、着崩れゼロです!衿合わせもシャープで、スッキリ。自分でも大満足の一日でした。

さて、何をしたかと言うと、、、

長襦袢の半衿付けを見直しました。具体的に言うと、これまで何度もトライしようとして、手をつけてこなかった衿芯の見直し作業です。以前このブログでも触れましたが、多くのきもの上級者の先輩方がおっしゃるように、美しい着付けには長襦袢を侮るなかれ!そして長襦袢の中でも丁寧な半衿付けが、美しい衿合わせの鍵となります。

皆さんは、長襦袢の半衿をピシッとさせるために、何か工夫していらっしゃることありますか?

①プラスティック製の衿芯をいれる。
②美容衿をつける。
③昔ながらの三河芯や、バイアスカットの衿芯を地衿につける。
④半紙を折って入れる、というのも聞いたことがあります。

これ、断然③をやることをおススメします!!

長襦袢の地衿に、衿芯を縫い付けて、その上に半衿を縫い付ける。これだけのことなのに、劇的に美しさが変わります。
※既に多くの方が実践されていて、何も新しい情報ないのですが、改めていい!と実感したので書きます!

きっかけは、森田先生のプライベートレッスン。

前から森田先生の半衿付けは本でも拝見していたのですが、改めてご本人からアドバイスを受け重い腰を上げました。レッスン後、青山八木さんで先生流の半衿付けが完璧にされた長襦袢も誂えたのですが、今回は自分でやってみました。

※八木さんのところの白い襦袢地が可愛かったので誂えたのであって、半衿付けの作業手間惜しさにお願いしたわけではないです、、、はい、、、汗←言いわけ
衿芯選びも成功でした。

実は以前、バイアスカットの衿芯も試したことがあったのですが、なんだか満足いかなくて。。。(もちろん、衿芯だけのせいではないのは重々承知)

今回は、このブログに何度も登場している赤坂のマニアック和装小物店 吉の家さんの衿芯を使ってみました!

写真左は「湯のし済」タイプ(300円)、右が「長尺&アツ」(400円)タイプ。何が違うかというと、左に比べ、右はやや硬く張り感がすごい!!!今回の私の半衿についている衿芯は、この「アツ」タイプ。シャキッと感が半端じゃなく、とにかく地厚なので着くずれなしです。

確かに、地厚な分、長襦袢の地衿に縫い付ける作業は、泣きそうでした。この地厚の衿芯に合った針が用意できなかったので、針は何本もくにゃりといき、私の手は流血、、、笑(でもこれは準備さえちゃんとすれば全く問題なく付けられますのでご安心を)

しかし、結果大成功!!

皆様、美しい衿合わせに、流血あり、、、でございます。

A han-eri is an essential factor to make a beautiful silhouette in kimono.
First you sew the eri-shin onto a nagajuban and after that you cover the eri-shin with han-eri.
This is the quickest way to get the perfect look in kimono!

 

あこや

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