旅の着物について kimono : A preparation for trip

今回の京都旅行は、毎日きもので過ごすことにしていたので、
何を持っていこうか悩みました。でも、これが楽しい悩み♩♩

3泊4日の京都への旅支度、皆さんならどうしますか?

今回私が持参したのは、きもの2枚に、帯2本。小物類は迷えるように、帯揚げは4枚、帯締めは3本持参しました。小物は、その日の朝の気分で決めたい私。

まずは初日のきものです。

見えにくいですが、黒地蚊絣の能登上布に、レモンイエローの紬の帯を締めています。銀糸があしらわれた華紋が気に入っている帯。帯揚げは、白地に赤い絞りの飛び柄、帯締めは白で房が赤いものを選択。

草履はパナマ草履で通します。

2日目の装い。

前日と同じ能登上布に、玉那覇有公先生の紅型の帯をあわせました。帯揚げには、浅葱色の麻を。帯締めは道明さんの紺色の冠組。

いかがでしょうか。
帯や小物を変えるだけでぐっと雰囲気も変わりますし、もちろん気分も変わります。きもの1枚に帯3本とよく言いますが、帯を変えるだけで全く異なるコーディネートになるんですよね。

初日はいわゆる反対色のコーディネート。それに対して二日目は、同系色コーディネートですね。

さて、三日目。この日はお茶会に行く日だったので、付下げを着ました。

藤色に桔梗の柄がついた付下げに、初日に締めていた黄色の帯を合わせて。帯揚げは、きものとお揃いでぎをん齋藤さんで頂いた藤色の絞りで蝶柄が染め出されたもの。帯締めは、きものと同じ色に染めてもらった道明さんの笹波組でした。

このときの大失敗は、バッグ。全然合ってなーい(笑)。旅行だと、ついついこうなってしまいます。反省だわー。

なるべく荷物を少なくしたい。でも、毎日違う装いでいたい。こんな時は、帯で装いに変化を付けるのは、旅行では大切ですね!

あまりきものがよく見えない写真ばかりでしたが、コーディネートで雰囲気は変わります。どんな所へ着ていくのか、どんな風に自分は見えたいのか、そんなことを考えながら装いを考えるのはとても楽しい作業なので、皆さんも大いに悩んでくださいね!

 

あこや

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