踊りの会☆花柳日櫻華の春興鏡獅子 Japanese dance “ShunkyoKagamijishi”

銀茶会を後にし、従姉妹のはなちゃんの踊りの会へ!

3歳から花柳流で踊りを習い精進している彼女。今回は、春興鏡獅子に挑戦するとあって、私もとても楽しみにしていました。私もその昔高校生の頃、少しだけ花柳流で勉強させていただきましたが、早々にギブアップ、、、汗 まだ若いのに名取でもあるはなちゃん。尊敬です!

春興鏡獅子、とは、新歌舞伎18番の一つで、小姓の弥生(やよい)が将軍の前で踊りを披露し、飾られた獅子頭を手にすると獅子の精が乗り移る、という内容です。前半は気品のある女方、後半は荒々しい獅子の精という対照的な役を1人で踊り分ける点に見どころがあります。

冒頭シーン:江戸城の大広間。小姓の弥生がお鏡曳きの余興として舞を披露することになります。家老らが今や遅しと、弥生を待ち構えている中、姿を現した弥生は、恥ずかしさに一度は逃げ出しますが、観念して舞を披露し始めます。
手踊りに始まり、習い覚えた踊りを次々と披露していきます。
はなちゃん、綺麗、、、。とても堂々としていてます。
やがて祭壇の獅子頭を手にした弥生に、獅子の精が乗り移り、獅子の狂いを見せはじめます。


花道での狂い踊り。手の獅子と一体化するかのような動きが求められます。しかし、通しで1時間くらいある演目。ものすごい体力が必要ですよね。
胡蝶の精の踊りを挟んで、いよいよ勇敢な獅子の精として、はなちゃんの再登場です。
おおおおお!可憐な踊りを見せていた彼女が一変。獅子の衣装に身を包んだはなちゃん登場に会場からもどよめきが!


なんとー!立派!大迫力。もう、この時点で私、なんだか号泣でした。。。
さあ、いよいよ毛振りです!
長い毛を豪快に振ります。
あああああ。首がおかしくなりそう、、、、!笑
か、かっこいい~!


長い年月をかけて、準備してきた成果がしっかりと本番に出て、本当に素晴らしかったです。

終演後は即座に楽屋へ!立派な衣装ですね~☆なかなか間近でこうした衣装を見ることは出来ないので、とても刺激的!
一緒に観劇した母と。(母、ブログ初登場か、、、?)はなちゃん、本当によく頑張りました。

これ、はなちゃんの隈取り。記念にとってもらったそうです!宝物だね~。


銀茶会ではありつけなかったけど、はなちゃんに空也の最中、頂きました。さすが空也さん。熨斗が完璧!
日本舞踊は、極めた先に、女性の場合なかなか仕事になりにくいのが現状で、先生になるくらいしか道が無い、、、(あ、もちろんそれは素晴らしい事です!)
でも、せっかくここまでお稽古するのに、趣味の範疇で終わっちゃうのは、なんだかもったいないな~。舞踊家と言う手もあるのでしょうが、舞踊家という職業で食べていける方はほんの一部ですよね、、、。芸事につきまとう悩みですが。
でも、本当に素晴らしい時間でした!はなちゃん、おめでとう!そして、お疲れ様でしたー☆
My cousin Hanako showed her Japanese dance “Shunkyo Kagamijishi” today!
Please check out this program here → http://www2.ntj.jac.go.jp/unesco/kabuki/en/5/5_04_20.html
She was so beautiful and elegant and I bursted into tears when she appeared on her stage! Congrats Hanako and Well done!!
あこや

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