初春花形歌舞伎 壽三升景清@新橋演舞場 御所解き小紋
市川海老蔵さんの初春花形歌舞伎「壽三升景清」(ことほいでみますかげきよ)を観に行ってきました。
会場はさすが着物姿の人がたくさん♪
海老蔵さん演ずる景清の巨大羽子板も。
今回の演目は、歌舞伎十八番に描かれた悪七兵衛景清の世界と題し『関羽』『鎌髭』『景清』『解脱』を通し狂言として構成されたもので、海老蔵さんを中心に、市川左團次さん、中村芝雀さん、中村獅童さんという方々が脇を固めます。
とにかく新春にふさわしい豪華な舞台。海老の大きな舞台装置には驚きでした。
それになんといっても、色鮮やかな美しい衣装と舞台美術。とても華やいだ気持ちになりました。
会場には、海老蔵さんのお母様や麻央夫人も素敵なおきもの姿でいらっしゃいました。
とっても勉強になります。
さて、今日の私の装い。
歌舞伎でしたので、なにを着ようかまよったのですが、華やかな志ま亀の御所解きの小紋に織楽浅野のクリムト帯を合わせました。帯揚げはえり萬、帯締めは龍工房。
このきものは、志ま亀さん特有のこっくりとしたオレンジの八掛が気に入っていて、小物もオレンジ系でまとめてみました。
本当にこの色味にはうっとりしてしまいます。
一緒に観劇した母。もちろん着付けを担当しました。
一つ紋の色無地に、同系色の辻が花の袋帯を合わせ、とても上品な組み合わせになり我ながら今日のお見立てなかなかだったかな、と思います。
帰りに銀座三越のきものサロンの總屋展をのぞきに行きましたら、
1階ロビーに大きな傾城阿古屋のパネルが!
同じ名前なので他人には思えず(笑)
芝雀さん演ずる阿古屋、素晴らしかったです。
お席まだ取れる日も多い様なので、ぜひ機会があれば観に行ってはいかがでしょうか?
あこや
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