ボンジュールきもの

８月のお盆に入る頃、誕生日を迎える私。

誕生日旅行ということで、弾丸で再び京都へ行ってきました！
また？と思われるかもしれませんが（笑）

何度訪れても、新しい発見や刺激がある町です。
さて、今回の旅ですごく楽しみにしていたのがこちら！

 

やや分かりにくい場所にあるのですが。。。

御誂足袋専門の植田貞之助商店さんに伺いました！

こちらは、女性誌などでもよく取り上げられていますので、ご存知の方も多いかと思います。

こちらが、京都で唯一の御誂えの足袋を作って下さる植田さんです。
植田さんの作られる足袋、何がすごいかというと！

自分の足にぴったりあった足袋！これは植田さんがご自分の足袋をはいて見せて下さったのですが、ぴた〜っと足をしっかりガードした足袋！草履を履いていて足が痛いな、と思った時、草履の鼻緒が合わないと思いやすいのですが、実は足袋が合っていない、ということも多いそうです。

ご自分が作られる足袋の特徴や履き方など丁寧にご説明して下さった後、いよいよ採寸です！

足首、親指の指周りなどなど、なんと合計１０カ所も測定していきます。

植田さんがお持ちのこの物差しは、昔から足袋職人さんが使用する独自の物差しだそうです。
植田さんの採寸によると、私の足は、足の長さに比べて幅が狭いので、市販の足袋で合うはずがないと。。。

確かに、小さい頃から、靴選びには苦労していて、足袋も「笹型」というタイプを選んで使っていました。

採寸後、こうした型紙を起こし、制作に入るそうです。全てお一人で制作されるため、現在も足袋が出来るまで１年待ちです！

このアンティークのミシンは、現役の足袋の指部分を縫うミシンだそうです！すごい素敵ですよね。右側の丸いハンドルを右に回すと針が動きます。

私も、足首や甲の高さなどを調べるために、いろんなタイプの足袋を履かせていただき、採寸終了！

この日御願いした足袋が私の手元に届くのは、まだだいぶ先ですが、気長に楽しみに待つことにしようと思います！届いたら、みなさんにもご紹介しますね！

あこや