師走の京都旅~その②~ 京絞り 寺田 Trip to Kyoto!

朝ごはんを山盛りで食べたあとは、京都散策!
まずは、このところ、京都を訪れるたびにお邪魔してる京絞り 寺田さんへ。



ちょっとご相談していることもあり、素敵な町屋のアトリエに伺いました。

前から絞りは好きだったのですが、最近特に興味がある私。
絞りは、若干昭和感があるという方もおられるようですが、きものの昭和時代をリアルに知らない私にとっては、絞りは相変わらず魅力的に、むしろ、新鮮に映っています。
今回も色々見せて頂きました。

これ、絹糸で絞りが括られている状態。この状態で布を斜めに引っ張ると。。。
バチバチバチ!っと音をたてながら、括っている絹糸が外れていきます。糸が取れると。。。

括っていた絹糸部分が白く染まらずに残り、ぽこぽこと絞り模様が出現します。結構大胆に、引っ張るので少々驚きました。。。笑

次はこちら。市松模様に、たくさん括られているのがわかりますか?

ううううぅぅぅぅ!き、気持ち悪い!笑

この糸を外していくと、きれいな絞りの市松模様が現れるんですね〜。

その昔、農家の女性たちが、農作業が無い季節の内職として絞り職人をやっていたそうで、今その作業が出来る職人さんが本当に激減。もう再現できなくなっている絞りもあるんだそうです。職人の繊細な絞り具合で表情が変わるため、中国でも生産している所もあるようですが、なかなか品質は厳しい。

この写真は、2種類の絞りが見て取れます。

手前は絞りの目が大きく、奥は目が小さいですよね。どちらが技術として難しいか。。。やはり目が小さい絞りは糸括りが非常に難しいのです。現在では、この目の小さい方の絞りレベルは、再現が難しいそうです!

その製作プロセスを知れば知るほど、気が遠くなり、昔の日本人はすごいなぁぁぁ!と感嘆以外ないのです。

絞りのきものは太って見える、職人が激減して昔のクオリティで絞りを施しているきものは値段が高過ぎて買えない、また、きものの格を考えると、総絞りのきものなどは友禅などに比べれば格下、なかなか手に取られない方もいるかもしれませんが、でも、この華やかで、可愛らしくて、豪華な、かつて奢侈禁止令でおとがめが出たほどの染色。時代を超えて女性たちを魅了し続けています。

今回も、色々教えて頂きました。寺田さん、ありがとうございました!

 

あこや

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