初夏の京都旅☆きもので1泊2日 Short trip to Kyoto wearing in Kimono ~その⑩~

さて、怒涛のように過ぎた1泊2日の京都旅。相変わらず食べまくりの美味しい旅となり幸せいっぱいでした。

今回の旅は、1泊2日と短いこともあり、二日間、きものだけで過ごすという事にトライしてみました。

それはどういう意味かというと、東京から全く洋服を持参せずに旅してみる、ということです。

私自身は、きものを持っての旅行自体は慣れたものですが、旅での洋服の利便性ははかりしれませんし、私にとってはきものはファッションの一つ、ワンピースを選ぶようにきものを楽しんでいるわけなので、これまで特にきものだけで旅する、という事にこだわらずに来ました。

ですが、今回は楽しくきものを伴に愛してやまない旅のお仲間がいることと、一度きものだけでやってみようかしら、という気軽なチャレンジ精神からトライしてみようということになりました。もし、具合が悪くなったりしたら洋服の方が断然いいし、、、と、考え出すとリスクもありましたが、まあ、なんとかなりました。(笑)

まず、今回宿泊したホテルは、京都らしくきもの持参のお客様にも配慮がいっぱい。

衣紋掛けの貸し出しはもちろんのこと(私はいつも持参しますが)、クローゼットは衣紋掛けがしっかりかけられるように通常のクローゼットとは異なり、正面に衣類が見えるようにかけられるタイプ。これなら袖を広げた状態で掛けられますね。

また大きな姿見も2面で完備。(スタンダードのお部屋タイプ) ありがたいですね。

きもののコーディネートで言えば、たった2日間の旅で2パターンのきものを持参するのは荷物も増えるので考えもの。今回はきもの1枚に帯2枚、小物類も別途用意という形にしました。

初日は、薄いブルーの紅花紬に、玉那覇有公さんの紅型の帯。京都行くのに紬~?と自分にツッコミを入れつつ、実用性から選択。普段は断然染モノが多い私ですが、単衣から夏のきものは案外織のものが好きです。あんまりたくさんは持っていないですけれど。

小物類は、青山八木さんのところでいただいた淡いピンクの絽の帯揚げに、道明さんの紺の冠組の帯締めでした。

翌日は、きものは同じで、帯は上原美智子さんの立涌柄の帯。

帯揚げは初日と同じ、帯締めは青山八木さんオリジナルの道明さんの常組を合わせました。
草履もブルーで。こちらは祇園ない藤さんです。

帯を変えるだけで印象も変わりますし、着替えた感も出て自分でも嬉しい。帯一枚だけならそんなに荷物にはなりません。

今回不思議だったのが、洋服を持参する時よりもぐっと荷物が少なかったこと!!

考えたらそのはず。洋服は、毎日着替えるのが前提なので、ワンピースの翌日にトップスとパンツを用意して羽織ものも忘れないように。それにワンピースの時はこのパンプスがいいけど、パンツにはこっちのスリッポンがいいな、、、と結局荷物が増えて行きます。バッグだって替えたい方もいるでしょう。

でも今回のきものの旅の場合、きもの自体が同じなので、それ以外持参するものと言えば替えの帯と小物のみ。きものが同じなので持つ靴やバッグもおおよそ同じもので全く問題なし!

よほど普段の旅行の時より荷物が少ないな、、、と思いました!

みなさんも、きもの持参で旅、してみてくださいね♪♪♪

This time I tried to go with kimono not having dresses to kimono.
One kimono and two obi; Benibana-tsumugi with Bingata obi and Benibana tsumugi with Michiko Uehara’s obi!

 

あこや

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