京都夏旅 祇園祭へ ~その⑤~工芸キモノ野口さんへ A Summer trip to Kyoto
船鉾町で京絞り寺田の寺田さんにお会いできた後は、テクテク歩いて昨晩、お食事をご一緒した洛風林の麗子ちゃんに会いに。
雑誌などでもおなじみの工芸キモノ野口さんの催事に洛風林さんも参加されているということで、油小路四条にある工芸キモノ野口さんにお邪魔しました。
麗子ちゃんと立派な野口家住宅の前で。こちら花洛庵(からくあん)と呼ばれています。
野口家は、初代の金谷安兵衛が、享保18年(1833年)にこの地で呉服両替商を創業して以来、代々「金安」の屋号を持って呉服商を営まれ、現在「工芸キモノ野口」として私たちにも知られています。
この花洛庵は、京都市指定の有形文化財に指定されていて、この日はお着物を拝見するお客様がこちらでお菓子とお茶を頂けるスペースに。
立派な金屏風の前で。
中に入ると美しい大和天井造りで江戸時代の町家の面影を今に伝えています。欄間などひとつひとつの設えから美しく、感激しました。
こちらのお菓子も涼しげでとても美味しかったー。
葛がぷるんぷるん♩
催事は、この建物の向かい側にある建物で行われていました。
金安の屋号の大きな暖簾が美しいですね〜。
素敵なきものや帯をたくさん拝見できました。麗子ちゃん、ありがとうございました。
夜は再び鉾町を散策。
揃いの浴衣がカッコいい旦那衆。
テクテク歩いていましたらこんな大きなテキスタイルが面前に現れました。
大きな鯉が描かれています。
よくよく見ますと、京都の帯の製造販売をされている老舗、誉田屋源兵衛さんのお店の前でした。
こんな願いを込めての作品展示なのですね〜。
しかし歩いていれば呉服関係の会社にぶつかるというのは、なんとも京都だなー。
あこや
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