Go to 京都旅 〜その③〜

だいぶ更新のタイミングが開いてしまいました!すみません。

さて、京都の旅の続きです。

勝山健史さんの個展の翌日は、ある勉強会に参加するため、東山にあります菊乃井本店さんにお邪魔しました。


菊乃井さんは、大変有名な料亭ですが、これまでお邪魔する機会がなかったので、とても楽しみにしておりました。(東京は、赤坂にもありますね)


入り口から、風情がありますねぇ。外国のお客様も多い菊乃井さん、この門構えから、お客様の多くは日本を訪れたことを実感されるのではないかしら。

入り口を入ると、玄関には、お月見の設えが我々を迎えてくれました。

ちょうど昨晩が十五夜でしたから。このような月見団子が。


お団子と私。(笑)

入り口からテンションが上がります。この日は、個展の装いと同じ勝山さんの綺芙織に、帯を変えてのコーディネート。こちらの帯も勝山さんの袋帯です。

帯が変わると全体の雰囲気も変わりますね。

早速会場へ。


今日は一番広いお座敷をご準備頂きました。

お床のお花とお軸も立派。


こちらはなんて書いてあるのかしら。


料亭で、このような広い敷地に立派な日本建築、そして、工芸品や貴重な器の数々、このスケールのお店を経営し、それを継続するとは、すごいことです。

今回コロナで、海外のゲストの来店も無くなり、菊乃井さんも他店さんと同じく大きな影響があったようです。

料理長の村田さんご登場。


色々お話しくださいました。

菊乃井さんでは、もともと海外ゲストの予約を1日何組と決めていたそうですが、そうは言ってもコロナで会合利用などはほぼなくなり、日本人のお客様も一時はグッと減っていたそうです。

さぁ、いよいよお料理のはじまり!(お食事の前に、勉強会をきちんと実施しておりますよ!笑)


こんな感じでお勉強しておりました!
さぁ、菊乃井さんのお酒で乾杯!


お食事のスタートです。

まずは、八寸。


銀杏に添えられているのは、お蕎麦で作った松。これは、入社して数年経った新人さんのお仕事なんだそうですよ。松まで食べられるなんて♪もちろんこの銀杏も♪

昨日に続き、この日もご一緒した洛風林の麗子ちゃん♪

お美しいです~♪

土瓶蒸しがきました。季節ですね。


そして、大好きな鮎。


小ぶりな鮎ですが、鴨川の支流で取れたものだそうで、大変美味でした。


器も秋!ですね!

鮎はこの様に、仲居さんが生きた鮎を事前に御披露くださり、


焼かれました鮎は女将が1匹ずつ盛り付けてくださいます。


女将のお話を伺いながら美味しく頂きました。


まぁ、とにかくお食事の量がたっぷりで、


外国の方や男性にも十分なパワーがあるお料理でした。


またもや、お腹がはちきれそう(笑)


最後のご飯は、松茸ご飯。枝豆のすり流しと一緒に。


そして、デザート2種。プリン。


栗のアイスクリームでした。
そして、お抹茶とお菓子。


このご時世に貴重な空間とお料理と、ありがたく堪能いたしました!


最後に、勉強会のメンバーでお店前で記念撮影。


この様な機会がなければ、なかなかこの規模の料亭にお邪魔することも少ないので、貴重な機会でした。

ありがとうございました!
お仲間と楽しく学びながら、おいしいお食事を頂く、こうした時間がとっても貴重なんだぁ、と改めて感じたひと時でした。

つづく。

あこや

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