福岡への旅~田中屋さんへ~ Visit Tanaka-ya in Ukiha
先日、おきもの仲間のお友達を訪ねて、数年ぶりに福岡へ行ってきました。
久しぶりすぎる飛行機にちょっぴり興奮したりして。
福岡は、ちょうど、ソフトバンクホークスの日本シリーズ優勝が決まったタイミングとかで、例年ほどではなかったにせよ、街はソフトバンク一色と言った感じでした。
今回の旅の目的は2つあって、一つはとても仲良しのイタリアンのシェフが東京のお店をお辞めになり、心機一転、福岡でお店をオープンされたということで、そちらに伺うこと、もう一つは、福岡から車で1時間くらい走った浮羽という町にある、田中屋さんというきもの屋さんにお邪魔することでした。
こちらが、岡村光晃シェフの新レストラン「ピアットミツ」です。
お店の入り口は、オープンして間もないので、胡蝶蘭でいっぱい!これでも当初よりは少なくなったとか、、、
福岡の白金というところにあります。お近くの方、とっても美味しいのでぜひぜひ足を運んでみてくださいね♪
久しぶりの岡村シェフの料理、美味しかったー!
岡村シェフはお魚の扱いがとってもお上手なんです。福岡はお魚が美味しいから、きっと素敵なお料理をこれからもたくさん作られることでしょう!
これ、白子なんです~。とろけた~。
これは、なんだったっけな?(笑)豚さんだったはず!とにかく美味しかったことは記憶に残っております!
そしてラグーパスター♪最高!
リゾットも激うま。これ以外にもいろいろ食べています。(笑)
そしてデザート♪メリンガータ。これも大好き。
こちらが岡村シェフ!いかにも美味しそうなものを生み出してくれそうじゃありませんか??(笑)久しぶりにお会いしましたが、お元気で新たなレストランで生き生きとされていて、よかった!
福岡近辺の皆さま、ピアットミツ、おすすめのお店です!
さて、第2の目的が、きもの田中屋さんにお邪魔すること。
田中屋さんについては、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、福岡郊外の浮羽町というところで、カフェやギャラリーなども併設した「ぶどうのたね」という施設を運営されていて、きもの屋さんもその敷地内にあります。雰囲気も良く、近隣の皆さまに人気のスポットなのだそうです。
実は、田中屋さんとは、10月の京都で開催された勝山健史さんの個展の時にお会いし、機会があればぜひ、というお話をしていて、今回お邪魔する機会に恵まれました。
福岡の仲良しのきもの仲間がアレンジしてくださり、車で浮羽へ!
敷地が広いので全体像が分かりにくいのですが、このような坂道を少し上がると、ぶどうのたねの様々なお店が点在していきます。
看板発見。
こちらが、きもの田中屋さんの入り口~。
なかなか風情があります。こちらは、毎日営業しているということではないらしく、ご覧になりたい方は、事前に予約が必要だそうですよ!
扉を開けると、古くからの梁が重厚な雰囲気。昔の建物を上手にリノベーションされている感じです。
オーナーの田中さん、いらっしゃいました。中は美しいギャラリーのような雰囲気。美しい帯が並んでいますね。
驚いたのが、こちら。(笑)
窓側にずらずら~と並べられた着物や帯の反物たち!
写真に写り切っていないものもたくさんあって、圧巻の量!
これを見だしたら、大変なことになるわ(笑)、ということで、今回は、あくまでのぶどうのたね全体の見学に終始致しました。(笑)
でも、ゆっくりと静かな自然の中、お着物選びが出来そうで、とてもいい空間でした。
窓の外から中をのぞくとこんな感じ。
こちらはぶどうのたね内にある、カフェ。
こちらは、お洋服を販売いていたセレクトショップ。
このほかにもうつわを扱うギャラリー。本格的な焙煎珈琲を頂ける喫茶店。お洒落な日用雑貨が揃うショップなど、が展開されていて、想像していたよりずっとスケールが大きかったので驚きました!
いずれの施設も、オーナーのフィロソフィーに基づいて作られていて、素敵なところでした。でも、言葉を選ばずに言えば、人がそんなに多くない土地にこうしたものを作っていくというのは、ある意味大きな決断だと思いますし、でも、素敵なものを作れば、人は近隣から集まってくる、ということを実現させているのがすごい!と思いました。
これからの時代、コンテンツさえよければ、それは都心である必要はなく、むしろ、良質なコンテンツを求めて、人はどんどん移動する時代です。(今は移動が制限されてますが)。また、都会から人が郊外へ移動している流れもあり、今後こうしたコンテンツの展開の仕方は、主流になっていくでしょうね。
のんびりしていて、とってもいいところでした~。
短い滞在に内容濃い旅になり、コーディネートしてくれた友人に大大感謝です!本当にありがとうございました♪
あこや
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