男性ゆかたの着付けのポイント

最近は、男性のゆかた姿も街中でよく見かけます。

パートナーと二人でゆかた姿でデート、夏の夕暮れ時涼しげな素敵な風景ですね。
男性のゆかたは、女性に比べてよりシンプル。

①背中心をずらさないように前を合わせる。

②帯は腰骨から指2−3本分下あたりに前下がりで結ぶ。(腰紐を結ぶ場合も同様)
※帯がお腹の位置にくると、バカボンみたいに子どもっぽくなってしまうので注意です。

この2点さえ注意すれば、男性の場合はなんとでもなると思います☆

先日着付けのお手伝いをさせていただいた方です。

こうもり柄が素敵なゆかたですね〜。
非常に背が高く、細身な方なのですがぐっと帯を低めに結ぶとバランスがよいです。

ちなみに、帯結びは貝の口を結びました。この帯は博多織の夏の角帯。よく見ると斧/琴/菊の3種が描かれています。歌舞伎が好きな方はもうお気づきかと思いますが、ゆかたのコウモリは市川團十郎の成田屋好み、帯は尾上菊五郎の音羽屋好みの組み合わせ。粋ですねぇ。

男性の帯結びは、今回用いた角帯の場合は、貝の口が代表的でその他には浪人結びなどがあります。兵児帯の場合は、普通に蝶蝶結びをすればOKなので、初心者の方にも簡単に出来ますよ☆

あこや

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