ゆかたの着付け☆アイドル☆夢みるアドレセンス
1年前の話ですが、夢みるアドレセンスというアイドルグループのイベントでゆかたの着付けを担当させていただきました。
確か、デビュー1周年の記念イベントだったと思います。
5人の可愛い女の子たちのゆかたの着付けは楽しくよい経験をさせてもらいました。
当時の着付け写真。
リーダーの荻野可鈴ちゃん。目がクリクリしたしっかり者の頼れるリーダーです。すっごく華奢なからだでみんなを引っ張っています。
こちらは、私の推しメン(笑)山田朱莉ちゃん。ものすごーくスタイルが良い!正統派美少女。
なんと、今年の夏、日本青年館という彼女たち至上一番の大箱でのライブを実施予定との事。この1年での成長が伺え、少し感激しています。
なぜ、急に1年経って彼女たちに着付けをしたときの事を思い出したのかというと、、、
今の時代、若い女の子たちがはじめてきものに触れる機会がゆかた、ということも少なくないな、と思ったのです。ゆかたを着た時、みんなすっごく嬉しそうにしてくれました。
やっぱりなにかいつもと違う特別な気持ちになるんですよね。
当日イベントで用意されていたゆかたの衣装。
いわゆる「ゆかた3点セット」といわれる大手スーパーなどで販売されている類いのもので、ゆかた、帯(帯はつけ帯)、草履がビニールに全て入ったもの。これ一つ買えば誰でもゆかたがすぐ着られる!といううたい文句が聞こえてきそうな一揃えです。売り出し中のアイドルイベントは予算もないですし、こうした季節ものの衣装が自前じゃないのがむしろ贅沢なくらい。そこは想定内だったのですが、、、
いまや、若い女の子のゆかたと言えば、スーパーで買うこのタイプが主流になっているのではないかな、と思う程。彼女たちにとって、はじめて手に取るゆかたが、このビニールに入ったゆかたである可能性は非常に高い。そういう意味では、スーパーさんの責任は重い!笑
最近は、クオリティもセンスもきっと工夫されてよいものになってきているのでしょうけれど、世界は目の前だけでもないのだけどなぁってことも誰かが教えてあげてほしいな、なんて。
はじめてゆかたを着たときの、特別な気持ち、ウキウキした気持ち、誰かに褒めてもらいたいな、という気持ち。
そういう気持ちを忘れず、いつか素敵なきものを自分で着てみたいな、と思ってゆかたに袖を通してもらえたら、などとつらつら思った夏の入り…でした。
あこや
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