小島秀子 織物展 at 青山八木 Hideko Kojima exhibition

4月10日(水)から青山八木さんでスタートした染織家 小島秀子さんの個展へ行ってきました。

素敵な小島秀子さん

八木さんでの個展は2年振りとあって、待ちに待ったファンの方も多かったのではないでしょうか。私が伺った個展2日目には、帯が残り3本という相変わらずの人気振り!

店内には、小島さんらしい様々な色と文様が織り出された美しい帯が並んでいました。本当に織りが綺麗!

青山八木さんにお写真拝借しています

全てが全く違う表情を持つバラエティ豊かな帯たち。自分のお気に入りを見つけるような楽しさがあります。

平織りだけではこの豊富な表情は生まれないのではないでしょうか。絣や、花織、綾織り、など、多彩な技術を複雑に組み合わせて小島好みが出来上がっています。

青山八木さんにお写真拝借しています

「数字が好きなんです」と話す小島さん。そう。この小島さんならではの複雑な織りのデザイン構築には「計算」が必須。全てのデザインは数字に置き換えて考え、精緻な柄が織り出せるというわけ。織物が数学的美しさを持つのはそのためですね。私には無理だわ。。。

青山八木さんにお写真拝借しています。

先日行った沖縄 喜如嘉でも、「芭蕉布を織るには数学が必要。」と言われたな。複雑な絣柄を正確に織り出すには、計算が絶対に必要で、織り上がった反物を見れば、数学が出来る人だ、って分かっちゃうんですって。

最後に小島秀子さんと。

やっぱり作品に作家の方のキャラクターは出るもの。おしゃれで知的な小島さんの美しい帯は、今週土曜日まで青山八木さんにてご覧頂けます。ぜひ、足を運んで下さいね。


あこや

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