あこやきもの教室☆自分の寸法を知る How to know my real size for kimono

先日、あこやきもの教室のお稽古に、またまた仕立士の栁さんにお越しいただきました!

美しい着姿には、いかに自分にぴったりの寸法で誂えたきものが大切か、そして、なにより、着心地がよいか、お話いただきました。

お話し下さる栁さん。

この日は、実際に採寸をしていただいて、my寸法を知ることからスタート。そして、ただその数字でそのまま作ればいいわけでもない、ということも学びました。

自分の着付けの癖、どんな時に着る着物なのか、体型カバーしたい、などなど着る人の理想とする着姿によってそこから微調整をし、やっとmy寸法になっていくわけです。ここまでする方は少ないと思いますが、知識として、仕立ての大切さを理解して欲しくて、お話していただきました。

多くの方がきものにはまる時って、まずは数が欲しくてあれこれ一気に誂えたりすることがあると思うのです。方々の呉服屋さんで、都度都度採寸してもらって作ったりして。そして、着付けに慣れないうちは、毎回おはしよりの長さがちがったり、衿合わせがうまくいかなかったり、安定しません。そんないろんな経験をして、最後に行き着くのが「仕立ての見直し」なんですね。

栁さんもおっしゃっていました。

「まずは着付け技術の習得。そして、十分に着慣れること。それから、自分の心地よい理想の着姿に合わせて仕立てを見直してみる、のが大切」

こうすれば、どこかのタイミングで、自分にぴったりの寸法に出会えます。

また、年齢によって体型は変わりますから、40歳超えたら10年に一度くらい仕立ても気にするといいのかもしれませんね。

 

あこや

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