あこやきもの教室 夏の会 2019~その①~ AKOYAKIMONO INSTITUTE SUMMER PARTY
今年も、あこやきもの教室 夏の会を開催しました。
この日は、台風の到来が心配でしたが、なんとか晴れてくれてよかった♪
今回は、ホテルオークラの和食レストラン 山里さんにお願いして、和食のテーブルマナー講座をやっていただきました!きもの美人の皆さまに、マナー美人にもなっていただこうという趣向です。
ちょっとした所作で美しく見える食事マナー。日頃から、なんとなくは知っているけれど、そういえば良く分からないことも多いな、、、というポイントもマナー講師の方が丁寧に解説してくださいました。
和食のお献立構成のご説明の後、一つ一つのお料理が運ばれるごとに解説をいただきます。その後、実際に美しい所作にトライしながら、美味しいお料理に舌鼓!
本日のお献立。
マナー講座用に、お献立も少々ハードルが高いモノになっているそうで、みんなドキドキ!(笑)まずは、突出しから。
涼しげなガラスの器には海そうめんと小鉢はアワビの雲丹和え。
こうした小鉢類も、器を手に持っていただくと良いのだそうです。
テーブルに置かれた小鉢に箸を伸ばしてそのまま口に運ぶには遠すぎる。箸からお料理が落ちて、、、なんてことも。よくやりがちな手皿は決して美しいものではないので、こういう場合は、小鉢を自分に近づければ良いのですね。
次にお吸い物。
とっても美味しかったー!マグロ節を使ってとったお出汁が濃厚で、お茄子や冬瓜などの具と合っていました。お椀物は、蓋付で供されますが、蓋の取り方や取った蓋はどこに置くと美しいか、また頂いた後はどうするのか、など、お話を伺いながら、ワイワイとお食事がすすみます。
次は、お刺身。まぐろといさきです。
さぁ、お醤油の入った小皿が出てきました。お刺身をどう頂くのが美しいのか?お薬味のつけ方や、つまはどうする??きちんとした和食のお店では、この穂紫蘇や、つままで美味しいものです。
皆さん、真剣にお話を聞いています。(笑)
お醤油につけたお刺身を口に運ぶ時は、お醤油がポタポタとたれるもの。うっかり着物に!なんてことは、絶対に避けたい。
そんな時は、あらかじめ着物にしのばせたお懐紙などを小皿代わりにすると良いのだそうです!
さて、次は難関と思われる焼き物。鮎の塩焼きです~!
うーん♪美味しそう!
魚の綺麗な食べ方というのは、よく小さい頃から食卓で言われたものですが、骨の扱いが難しいですよね。マナー講師の先生が、まずはお手本を見せてくださいました。
鮎は、身の部分を上からお箸で少しならし、尻尾をポキっと外してから、懐紙を使って頭をはずしそのまま骨ごと引き抜くと綺麗に身と骨が外れるんだとか。
ここでも懐紙を!いっつも手でやっちゃってたけど、確かに懐紙がすっと出せたら素敵かも~。
みんな必死で大笑い。
難しいけど、でも、美味しい~~♪
さて、次は、煮物に代わって、唐揚げです。中ぶりの蓋付のお椀で出てきました。
蓋をお椀物の時と同様に外して、、、
美味しそう~♪♪
鱸(すずき)の唐揚げに旨みたっぷりのお出汁が引いてあります。こうした蓋物は、この蓋を器代わりにしていただくと良いのだそうです。ただし、蓋裏に蒔絵などの装飾がたっぷり入っているものは避けたほうが良いですね!
上手に頂けていますね☆笑顔が素敵なおふたり♪
つづく!
あこや
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