癒される本☆「樋口可南子のきものまわり」

また、バタバタした日々が始まっています。

こないだまでお正月だったなんて信じられないですね(笑)。
そんな、中素敵な本に出会いました。

以前から、本の存在は知っていたし、読んでみたいなと思っていたのですが、
不思議と今のタイミングまで私の手元になかった1冊でした。

この本は、2000年から2002年まで雑誌「メイプル(現在休刊)」に掲載されていた樋口可南子さんの連載をまとめたものです。この連載の面白いところは、きものを着る人 樋口可南子、文章を書く人 清野恵理子、という構成になっていて、客観的にきもの好きの樋口可南子さんの日々が清野さんの語り口で描かれているエッセイなんです。樋口さんと清野さんの友人関係が色濃く反映された文章も心地よいし、なにより、樋口さんの着姿の美しさに圧倒され、癒される1冊なのです。

もちろん、着つけは森田空美先生!完璧☆

もう10年以上前の本なんて思えないくらい素敵に感じるのは、今でこそ主流になりつつある、「上質モダンきものブーム」の火付け役になった連載だから。

連載の中には、人気呉服店の青山 八木さんの名前も登場します。
ご主人いわく、この連載の影響は大きかったとか!表紙で樋口可南子さんが着ているきものは、その後注文が殺到したそうです。納得ですよね。残念ながら、もう作れないおきものだそうです。

写真を見てるだけでも癒されるし、とにかくきものに触れている樋口可南子さんの可愛さが炸裂している本で気持ちがハッピーになります。

良き本かな。

樋口可南子のきものまわり 樋口可南子のきものまわり
(2002/05)
清野 恵里子

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あこや

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