はぎ入れ:小花柄 大島紬と自作の染帯「棗と茶杓」

先日の木村孝先生の講義での装い、小花柄 大島紬と自作の染帯「棗と茶杓」。

可愛らしい小花柄が大島の藍色に映えとても気に入っているものなのです。
近くで見るとこんな感じ。

実は、母から譲られたこのきもの。以前にもブログで書きましたが、
着丈が全く私には足らず、悉皆さんと相談した結果、反物をはさみを入れて
別の大島紬の生地を入れ丈を出す「はぎ入れ」をする事になった1枚でした。

ちょうど腰紐を締めるあたりに別の茶色の大島紬の生地が入ってるのがわかると思います。
丈と同様裄も出来る限り出しました。身幅も。
それに合わせ、大島ならでのえんじ色(小豆色)の八掛も変え、古代紫色に。

この色は少し地味だったかな、とちょっと反省中。

こうして私のサイズに仕立てなおしされた大島、悉皆期間は約4ヶ月!結構かかりました。
あらゆる丈出しをしたあげく、通常のきものだと存在する内揚げがなくなっていました。
写真の赤でかこった部分が内揚げ。

反物の長さに余裕がある場合縫い代をギリギリに仕立てるのではなく、将来身丈を長くしたり、
裾がすり切れた時などに裾を切っても本来の身丈を確保できるように身頃に適量の布を縫い込んでおく必要があります。それが、「内揚げ」の意味であり、本来は重要なところです。

はぎ入れする事は、一大決心でしたが、着られないまま箪笥に眠らせているよりも
着られる人が工夫をしてどんどん着る方がいいな、と判断し仕立て直しをしていただきました。
おかげで、この大島大活躍です!もし同じ様な悩みを持っていらっしゃる方があれば、
是非前向きに悉皆さんにご相談すると良いかと思います。

帯は、大変恥ずかしいのですが、自作の染帯です。
象牙色に棗と茶杓を描きました。この茶杓がもっぱら「もやし」みたいだ、、、と言われております。

 

あこや

Leave a Reply

CAPTCHA