自分に最適な寸法を知る at 仕立て屋 凛〜その①〜

皆さんは、着物のお仕立て、どうしていますか?

私もそうなのですが、買った呉服屋さんに全てお願いする、という方が多いのではないかと思います。

ですが、ちょっとしたことで気軽に相談できる仕立て屋さんや悉皆さんを知っているととても心強いんです。
いつもお世話になっている仕立て屋 凛さんの柳さん。

今回は、長襦袢を新調するために久しぶりにお邪魔しました〜!

長襦袢の色選び、最近私のこだわりポイント。今回は鮮やかな黄色でお願いしました。

木村孝先生の長襦袢の美しい色使いにいつも刺激を受けていて、最近は、明るい色を選ぶようにしています。着るきものとの色の相性を考えながら選ぶのが楽しいのです。
そしてもう一つの目的は、お仕立て直し。

このグリーンのきもの。母の友人がきものが好きなら是非着て、と譲って下さったもので私のお気に入りの一枚です。40年以上前に誂えたきものにしては、保存が良かったのか色あせておらず今でも全く問題なく着られます。ですが、私にはやや裄が短く、おはしよりもすこし短い。なので全体的に私の寸法に仕立て直ししてもらうことにしたのです。

こうして、縫われている糸を切ってどれくらい裄がでるか見てもらいます。こういう作業もはじめて見ました〜。こうして加減を見ながら、いろーんなおしゃべりをしながら、悉皆の相談ができるのがこうした仕立て屋さんの魅力。

呉服屋さんにお願いすると、出来上がるまでどんな作業がされているのかもわからないので、(私にとっては)貴重なプロセスを知ることもなく完成品が届きます。なので、ちょっとしたお直しや、きものの不具合などが出た時には、気軽に相談しています。

その②に続きます!

 

あこや

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