9月にするきものの手入れ To do list in September
9月に入りまして、今日は13日。明後日の15日は仲秋の名月。いよいよ秋本番を迎えますね。
9月に入ったばかりはまだ30度越える日がほとんどで、暑くて暑くて、先週の土曜日のお稽古では、やはり30度を超えていたので全身絽ののきもので出かけていました。お稽古に来ていた方たちも半分以上は、まだ絽でしたね。
さて、今日の東京の天気は、朝から雨という事もありとても涼しいです。25度くらい。このまま涼しくなっていくのかな。こうなってきますと、きものLOVERの私たち的には、やることがたくさんありますね!
きちんとしてらっしゃる方は既に準備万端かと思いますが、夏ものをしまって秋単衣、そして袷の準備ですね!
やること① 【夏ものをクリーニングへ】
~夏ものは必ずクリーニングしてからしまう~
さすがに9月も10日過ぎまして、実際東京は涼しくなってきました。よって、もう夏ものは終了です。また来年~!ということで、夏に着たきものをクリーニングへ出します。
着るたびに汗対策はしていますし、脱いだあとの簡単な汗とりはタオルでしていますが、夏ものは必ずクリーニングへ出してから1年間さようなら、しないといけません。たっぷり汗を吸ったきものを、そのまま放置していたらどうなるか…。考えただけで恐ろしいです。見た目に汚れてないよ、、、と思ったあなた、、、汗はすぐにはシミにならないので見えませんが経年変化で恐ろしいことになります!!キャー!
~出来れば購入したきもの屋さんへお手入れは出す~
以前も書きましたが、きものは、購入したお店にお手入れに出すのがベスト。これにはいろいろ理由があります。
詳しくはこちらを
もし、出すところが無ければ、なるべくきものの手入れに詳しいクリーニング屋さんを探して出しましょう。
やること②【単衣と袷の用意】
~単衣は小物に注意~
既に単衣をお召しになっている方も多いと思いますが、単衣は襦袢や小物に注意です。きものは先取り文化なので、5月の単衣の時とは逆で、小物類は先取りして袷のものを用います。半衿についても同様です。
長襦袢については、単衣の襦袢をお持ちの方はそれを。もしお持ちでない方は、まだ暑いときも多いですから、夏ものの襦袢に半衿だけ塩瀬(袷に向いているもの)に付けかえるといいと思います。9月いっぱいは、半衿は絽でもなんとかなる雰囲気もありますが、私は10日過ぎたらもうないかなー、と思います。楊柳や絽縮緬といった透け感が少ない素材の半衿を9月にされる方も多いですね。
※私は、青山八木さんの夏の襦袢を使っていますが、八木さんのところの襦袢は春単衣から秋単衣まで約半年そのままいけちゃう透け感が絶妙な長襦袢でして、半衿だけ変えればいいという楽チンさがあり、おススメです。単衣の長襦袢までなかなか準備出来ている方も少ないですし、特に夏にも頻度高くきものを着る方にはありがたい長襦袢です。
~長襦袢の半衿チェック~
袷の時期はすぐそこ。春にしまった長襦袢の半衿をチェックします。着姿は半衿で決まります。半衿が命!(笑)半衿付けがまだの方は、早めに全部の襦袢をやってしまいましょう。あー恐ろしい…。でもテレビ見ながら出来ちゃいます。
あー秋が楽しみですね~。もう少し秋深まりまして、空気が乾燥してきたら、陰干しなんかもしたいですね。
あこや
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