「ほんまもん3DAYS」木村孝先生×千總 仲田社長トークショー at 六本木ヒルズ

今週末六本木ヒルズのアリーナで行われている京都市・京都観光協会・JR東海が主催している「京の夏の旅」キャンペーンイベント!行ってきました!

どどーんと!巨大な大船鉾がアリーナのセンターに登場!大迫力!
「コンチキチン」の音に合わせて、多くの人がアリーナに集まっていました。

京都の旅のキャンペーンイベントなので、ちなんだイベントが3日間目白押し。その一つに、木村孝先生が登場です。高島屋呉服の方の進行のもと、千總の仲田社長とのトークセッションです。

孝先生、今日も素敵!

抹茶色の一つ紋の色無地単衣に、変わり綴れ織の袋帯。男性お二人も羽織は紗、着物は単衣とおっしゃっていました。京都のイベントということもあって、今日の孝先生はオール京都弁!すっごく新鮮でしたが、イベントの雰囲気にぴったりでした。

トークセッション後は、千總や龍村織物といったそうそうたるメーカの協賛のもと着物ファッションショーがありました。

学生モデルさんによる浴衣。あまりにも素人さん過ぎてショーというよりただ歩いている感じ(笑)でも若々しい色鮮やかな浴衣が勢揃い。

そして、振袖が登場!一気にステージが華やぎました。

会場には、通りすがりの外国の方も足を止めて、着物ショーを見入っていらっしゃいました。

それにしても様々な色、柄、どれ一つとして同じものがない友禅振袖。帯や伊達衿の色のコーディネートで雰囲気も変わります。モデルさんも、やや踊ったりする場面もあり、なかなか不思議な演出でした。

今回は、浴衣に始まり、小紋、訪問着といった様々な着物が登場。そういったことがお客様の皆さんにも伝わったかな?

トークセッションの間、千總の京友禅の図案師(デザイナー)の今井淳裕さんによる図案のライブパフォーマンスがありました。わかりますか?振袖の図案に、束ね熨斗の紋様を15分ほどで完成させた今井さん。

イベント終了後に、今井さんに写真を撮らせて頂きました。ハンサムさんですよね〜。着物の図案師さんて、おじいさんばっかりかと思っていたのですが(笑)、こういう若い方もいらっしゃるんですね。現代感覚を取り入れながらきものを作る訳だから、考えたら当然ですよね!着物の図案師を目指す!という動きが若い方にもどんどん出てきたらいいのに!

今日は、大船鉾も来ているということで浴衣を着られたそうです。25ans6月号で、アートディレクター佐藤可士和さんの奥様の佐藤悦子さんの誌上お誂え会で、制作を担当されていたのも今井さんです。あのお着物、ご覧になった方も多いかと思いますが、素敵でしたよね★

会場には大船鉾に乗っていらっしゃる旦那衆がゆかた姿でウロウロ。波の模様の夏らしい揃いの浴衣です。これは去年のもので、今年のは7月の祇園祭でお披露目だそうです。

角帯には、大船鉾の凱旋を意味する「凱」の文字が。すっかり京都気分を味わいました!いよいよ来月は祇園祭ですね!

明日(21日)までアリーナでイベントをやっているそうですので、是非お時間ある方は足を運んでみて下さいね★

孝先生のお話と美しい着物をたくさん拝見できて、心も晴れました。やはり美しいものってものすごいパワーがありますね!

 

あこや

Leave a Reply

CAPTCHA