草乃しずかの世界展 一針に祈りをこめて40年@松屋銀座
12月30日〜松屋銀座にて開催されている
「草乃しずかの世界展」に行ってきました。
草乃しずかさんは、ご結婚後フランス刺繍を学ばれ、
その後、日本刺繍作家丹羽正明氏に師事。「アトリエ草乃しずか」を創設後
本格的に日本刺繍作家としての作家活動をスタートし、40年。
今回はこれまでの回顧展というべき170点あまりが展示されています。
祝い尽くしの打掛けです。
パンフレットからの写真なのでとても見にくいかと思いますが、
たくさんのおめでたいモチーフが整然と刺繍されています。
六月「結婚式」娘の振袖
なんと豪華な振袖でしょう。鳳凰の刺繍が本当に素晴らしい作品でした。
日本刺繍の巧妙な色使い、立体的なフォルム、緻密な手作業の集大成の数々、
感動のため息の連続でした!
展覧会を出ると、草乃先生が!
ルール違反だとは知りながらも、、、後ろ姿をパシャリ☆
先生はあでやかな紫色のきものにご自分の刺繍があしらわれたきものを
とても粋に着こなされていました。帯にも注目!
「自分の作品を着ている」ってどんな気持ちなのかな。
とにかく素晴らしい展示会でした。今月20日(月)だそうなので、
まだご覧になっていない方、是非オススメしますので足を運んでみて下さい!
今日は、ちょっと色々考えさせられる一日でした。
改めて、日本の伝統文化の素晴らしさ、そして継承していかなければいけない技術
の尊さにじんわり想いを巡らせて。
あこや
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