きものSalon主催「京絞り帯揚制作ワークショップ」at 京絞り寺田〜その②〜

雑誌きものSalon主催の京絞り帯揚制作ワークショップに参加しました。

京絞り寺田の寺田豊さんの京絞りレクチャー終了後、参加者全員でランチへ!

ワークショップ会場から歩いて数分、おばんざい「矢尾定」さんへ。
春の松花堂をいただきました〜☆

筍の木の芽ソース。美味しかったな!

お腹いっぱいになったところで、いよいよ帯揚げ作り開始です。

まずは、帯揚げを選びます。
様々な柄、素材がある中から私は一番シンプルな無地を選択。染めたい柄を自分で描くところからスタートしました。一緒に参加した妹は、綺麗な唐草模様の地紋がはいったものを選択。

次に、絞りで表現したい絵付けを「青花ペン」で描きます。

この青花ペン、熱で消えるという優れもの!いわゆる下絵を描くための青花がペン状になったものなのですね。今まで知らなかったのでびっくり!!便利だなーこれ。

さて、下絵です。

真剣に描く私。何を描いているかというと、、、うずまき模様〜!
なにを描こうかと迷ったあげく、絞りで表現できるものということでクルクルと描いてみることに(笑)

う〜ん、、、妹の可愛らしい蝶々と比べると(ーmー;)

この日用意されていた帯揚げは、全て宮川さんのものだそうなので、失敗は禁物なのに(汗)

下絵の次は描いた線に沿って糸で細かく縫っていきます。使用するのはこのブルーの糸。

うずまきにそって。。。

実は、このとき、既に間違って縫いはじめているのです、、、私。

絞るためのこの糸は、帯揚げの表側に球止めをした糸の両端がが出ていないといけないのです。

それは染め終わった後、簡単に糸を抜くことが出来るようになのですが。早速間違えました、、、
わたしのうずまきは、この縫った糸を最後にぎゅーっと絞って防染しますが、

妹の蝶々はというと、、、糸で線に沿って縫った後、帽子絞りをします。

帽子絞りに必要なのがこの道具だそうです。
この手前のユーピンように曲がっているところに、球止めした糸を引っ掛けて括っていきます。

先生のお手本。まずは縫った糸で根元を括ります。

そのあと、ビニールを防染したい部分にかぶせて麻の糸で括ります。
これがビニール。昔は竹の皮を使ったそうですよ!

そうこうしているうちに、私のうずまき帯揚げの絞り作業が完了〜!

こうしてブログに書いてしまうとさらっと簡単そうな作業に見えますが、

とんでもなーい!

私のこんなうずまき帯揚げですら、4時間近くかかっています!

完成した時は、ぐったり。。。良い疲労感に包まれ、ワークショップ初日を終了しました。
参加している皆さんそれぞれに大作揃いで、次の工程が楽しみになってきました。

二日目のワークショプはいよいよ染めますー!

つづく

 

あこや

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