クラウドファンディングで谷崎潤一郎きもの展覧会 at 弥生美術館 Kimomno exhibition by crowdfunding

来月から根津にあります弥生美術館で開催が決まっている耽美・華麗・悪魔主義 谷崎潤一郎文学の着物を見る~アンティーク着物と挿絵の饗宴~展。

きもの好きと谷崎潤一郎好きには非常に魅力的な展覧会だと思いますが、実はこの展覧会、大変ユニークな手法で開催が決定したのです。

「きもの」も「谷崎」もそれぞれにファンは多く、「きもの」×「谷崎」という掛け合わせは、そのファンの多くが興味関心を抱くテーマと思います。先日の池田重子さんのコレクション展でも、細雪の再現コーナーがあり、大変人気を呼んでいました。美しいキモノの誌上連載でも展開されていましたよね。私も毎回楽しみにしていたうちの一人です。

今回、この展覧会では、谷崎の様々な作品に登場するきものを忠実に再現してみよう、という試みがされるそうです。そのためには、アンティークのきものの調達、着付け師手配、きものの修復・仕立て直し等々、100点以上の準備をするためにかかる経費は大変なもの。そこで、熱狂的ファンが多いであろうこのテーマに合わせて、クラウドファンディングという手法を用いて展覧会の資金集めをしたそうです。

プロジェクトの呼びかけのサイト:https://www.makuake.com/project/yayoi-yumeji-museum/

クラウドファンディングというのは、数年前から市民権を得ている寄付金を募る手法の一つで、主にネットを介して興味ある人々に広く呼び掛けます。特徴的なのは、小額から参加できること、寄付してくれた人に対しユニークな特典があったり、ネットを介しているので手間がかからず気軽に参加できることがあります。

今回の募集は既に目標金額に達したということで寄付は締め切られていますが、展覧会を企画したい人がいて、観たい人がいて、それでもお金が無いから実行できない、ということから実施の日の目を見ない企画もある中、こうした試みで企画展が実施されるというのは面白いことですよね。
もちろん、今回の寄付金で全ての展覧会の予算がまかなえているわけでは到底無いと思いますが、観たい人も自分に企画に参加している気分になれるのが、この仕組みの良いところ、ですね。

私の場合アンティーク着物自体を着たいと思うことはありませんが、谷崎の小説に描かれている時代にとても魅かれる私にとっても、この展覧会は興味あり☆☆☆どんなレベルでの展示になるんでしょうか~。ぜひ足を運んでみたいです。

また、3月のイベント情報でも告知しますね!

The unique kimono exhibition “The kimono in Junichiro Tanizaki literature” will start from March in Yayoi museum in Bunkyo district. What’s so unique about this exhibition that they gathered the budget by crowdfunding. I am so excited that they will try to reproduce the kimono fashion in Tanizaki literature such as sisters of kimono in Sasameyuki!

 

あこや

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