きものを着る〜準備編〜①着付けに必要な小物の準備

3連休。皆さんはどんな風に過ごしていらっしゃいますか?

卒園式、卒業式、謝恩会など、「きものを着て出かけたいなぁ」と思う機会が増える時期かと思います。

きものを着たい!と思ったら、まずは下準備をはじめましょう。
着たい!時がお稽古をスタートするチャンス!

まずは、自分の手元にあるもの、買い足さなければいけないものを確認しましょう!
きものを着るにあたって、最低限準備していただきたいものものを用意してみました。

左上から、下に向かって

①ピンチ:きものと長襦袢の衿を挟み、背中心がずれない様にするために使います。
②腰紐:2−3本用意。モスリン素材がよく締まります。幅3−4センチのものを選んで下さい。
③伊達締め:2本用意。様々な素材のものが出回っていますが、正絹の博多織がベストです。締まり具合が違います。長襦袢、きものにそれぞれ各1本使います。
④帯板:大、中、小と帯の種類や体型によって選びましょう。
⑤仮紐:帯を結ぶ代わりに使う紐。ゴムがついていて伸縮性があり、腰紐でも代用できますが便利な小道具なのでおすすめです。
⑥着物ベルト:きものの衿あわせを安定させ胸元を美しく仕上げるために使います。こちらも腰紐で代用できますが、非常に便利なので、愛用しています。

上から、
⑦帯締め:帯やきものの格に合わせて選びます。平組、丸組、丸絎など様々な種類があります。
⑧帯揚げ:振袖に合う総絞りや、縮緬、綸子などこちらもきものや帯の格などによって調和を考え選びます。
⑨足袋:裏に晒(さらし)がついている4枚コハゼ(留金)の木綿の白足袋が一般的です。季節によって様々な素材もあります。
⑩帯枕:大、中、小とあります。年齢や体型を考え、帯結びに合わせて選びます。いずれもガーゼをかぶせて使用します。厚みがあるほうが袋帯には向いており、振袖に合わせる帯結びなどに向いている枕などもあります。

これだけ列挙されても、使い方がわからなければチンプンカンプンだと思いますが、
やっていくうちに、自分が使いやすい小物というものがわかってくるので、
自分の好みときものの着方に合わせて上手に小物を選べば良いかと思います。

次は、下着類についてご紹介していきたいと思います☆

あこや

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