きものを着る〜準備編〜②下着について

きものの下着は、大きく2つ。

肌襦袢と長襦袢です。

その前に、和装ブラというものがあるのをご存知ですか?

きものは、とにかく筒型にからだを作ることが美しく着付けをするコツと言われますが、痩せている方は別として、最近の女性はスタイルが良くなってきて胸は大きくウエストが細いという方も多いですよね。そういう場合、和装ブラを着用することで胸元がすっきりし、衿あわせのラインに安定感が増します。たまに、きものの時は直接肌襦袢を着ています、という方をお見かけしますが、和装ブラのご準備をオススメします。

和装ブラを着用したら、肌襦袢です。

【肌襦袢】
直接肌につけるので、吸水性があり洗濯に耐える晒が季節を通して使いやすいです。夏用には麻、冬用はガーゼなどもあり、形も様々です。

【裾よけ】
上部に晒の力布がついている裾よけがベストです。静電気が起きにくいのでキュプラ地が良いでしょう。肌襦袢は、いまや様々な形、素材が存在します。スリップタイプや冬にはヒートテック素材も。裾よけのかわりにステテコを履く人もいます。

着方は、足もとから。
足袋をはいて、裾よけをつけ、肌襦袢を着ます。

次は長襦袢です。

長襦袢は、綸子、縮緬、羽二重などの正絹やモスリン、麻、化合繊があり、きものの素材と色に合わせ、季節によって着分けます。この写真の様に、2部式タイプもあり、洗える素材が使われているものが多く丸洗いでき普段使いには便利です。

長襦袢の衿には、衿芯を入れます。そうすると衿がピシッとして美しいラインが生まれます。
衿芯にも夏用のメッシュタイプで軽いものがあるので、季節によって変えるといいですね。

次は、長襦袢の下準備をご紹介します☆

 

あこや

Leave a Reply

CAPTCHA