美しいキモノ・アカデミー×道明②「組紐ワークショップ」

2限目は、いよいよ組紐を実際に自分たちで組んでみるワークショップ!
根付け用の組紐を奈良組で組みます。

1限の座学からお部屋はがらっと変わり、丸台がずらずらずらーっと!
組紐に関して、全く基礎知識のない私。今回のワークショップ、楽しみで仕方ありませんでした。

これが私が使用した丸台。ワークショップでは、事前に申し込んだ希望の色(貝紫組とブルー組)に別れて、作業スタート。私は貝紫で組紐を作っていきます。

白と貝紫色の糸が木のボビンにまかれて4方向に3束ずつ別れておいてあります。
中央の輪の下を見ると、砂袋の様なものが何段か組まれた組紐の下にぶら下がっています。これが重しとなって、組んでいくと長い組紐がどんどん下へ見えてくる訳です。

教室の雰囲気はこんな感じ。総勢30名のワークショップです。

糸の配置は図のようになります。これをルールに沿って糸を運び、組んでいきます。慣れるまで、手さばきが難しい!!

組み方は、上記写真にある①~⑥までを繰り返していきます。
私の隣に座られた方が、とてもお上手だったので写真に撮らせていただきました。

地色(白)を取って、
45度時計回りに運んで、外側に置く。

置いたら、糸の配置を整える。これをひたすら繰り返します。

重要なのは、糸に撚りを掛けること。糸束を中央に向けて内側にボビンをクルクルとスピンさせながらねじって撚りを掛けていきます。そうすることにより、組みがしっかりとしたものになるそうです。

組んでいくと、だらりと垂れていた糸も短くなっていきます。糸が短くなったら球おろしをします。球おろしとは、ボビンに巻き付けてあった糸を解いて長さを出すことです。三保子先生自ら私たちの席を回って下さり手取り足取り教えて下さいましたよ。

見えますか??だいぶ長く組むことが出来ました。20センチくらいになったところで、組み作業は終了、仕上げに入ります。

丸台から組紐をはずし、仕上げです。
仕上げは、曲がり金(この表記で合っているかは不明)と呼ばれる道具で組みもとを糸で縛り、房を整えます。

これで根付け紐の完成です!約90分でここまで出来ました!

完成品と記念撮影(笑)達成感ありますね!!だいぶ、歪んでいますが、私の初めてのお手製組紐☆感激です。

普段根付けをあまりつけないのですが、これを機に何か素敵な根付けを探してみようかな、と思います。

 

あこや

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