美しいキモノ・アカデミー「白鷹の絹物語」へ〜その③〜 A lecture of shirotakaomeshi
トークショーの最後には、とみひろの冨田浩志社長が、自社で取り組まれている養蚕事業についてお話しして下さいました。
先述した通り、もともと山形は養蚕が非常に盛んだった地域だったにもかかわらず、近年ほぼ壊滅状態だった事に危機感を感じた冨田社長は、25年前から構想していた養蚕事業に4年前に着手。
白鷹町近辺に2500坪の養蚕地を確保し、木を伐採し、伐根し、そして開墾、ネズミ除けの竹炭を引いて、土をまき、肥料をまき、やっと桑1300本を植栽。
やっと、苗木が育って来ている状態にまでなって来たとか。実際に養蚕業に携わってみて、その大変さに驚愕したと話す冨田社長。12500匹の蚕を育てるところからスタートし、現在では「やまがた里山養蚕染織研究所」として、頑張っていらっしゃるそうです。
さて、トークショーの後は、懇親会。冨田社長がご用意くださった山形の名産が並びました。
こちらは、山形の白鷹町で取れる赤スモモから作る年間1000本しか生産されないという赤ワイン。甘酸っぱくてまるでジュースのような口当たりで美味しかったです。
テーブルの上には、玉こんにゃくや、だし、米沢牛にのし梅や梅を使ったカナッペなど、どれもとても美味しかった!
山形は本当に食べ物がおいしいよー!と社長も力説されていました。
会場では、偶然数名のお知り合いにばったり!
最近おきものにはまってるの!と今回お勉強に入らしていたお友達。
今日はジム帰りなので洋服だったそうで、次回は是非おきものでご一緒したい!
こちらは、以前、素敵なお宅でのお茶会でご一緒させて頂いたお友達。久しぶりにお会い出来て嬉しかった!
とっても綺麗におきものをお召しになっていて素敵♪
この日の私の装いは、青山八木さんでお願いした結城紬に、もうすぐ個展があります津田千枝子さんの型染めの帯を合わせました。写真では見にくいのですが、素敵な絣模様が気に入っています。あんまり絣柄が好みでない私も一瞬で気に入った一枚です。この結城、軽くてふわりとしていて最高です。いっぱい着なきゃ。
ポイントはちょっと変わった道明さんの帯締めをしてみたところ。(笑)自己満足。。。w
最後に冨田社長とパチリ。
白鷹御召についてもっと知りたくなりました。山形にもぜひ足を運びたいと思います!
ありがとうございました!
あこや
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