中村雀右衛門さんの歌舞伎ワークショップ~その②~ A Kabuki workshop with the 5th Nakamura Jakuemon
歌舞伎ワークショップへ
ワークショップの会場へ向かいます。
会場はこちらの浅草西会館。浅草の町内ではこうした寄合所が町内ごとに立派にあって、三社祭の時に使う御神輿などが大切に格納されています。
綺麗で新しくて立派ですね。こちらの会場では、普段から様々な着物関係のイベントが催されたりしているそうです。
お、三つ網の暖簾。
これは、三社祭の紋章。浅草観音のご本尊を海から引上げた二人の漁師兄弟(桧前浜成・竹成兄弟)と土師真中知の3人の象徴である三つの網です。浅草の街を歩くとこの三つ網の紋様を至る所で見る事が出来ます。5月の三社祭まで、もうすぐですね☆
さて、2階の会場に上がるとこんな感じ☆さあ、こちらでどんなワークショップが待っているのでしょうか。
そうこうしておりますと、昼の部公演を終わられた中村雀右衛門さんが到着されました〜☆
雀右衛門さんは、京屋の替紋の向かい雀の浴衣を着てお越しに。左奥が京絞り 寺田さんです。寺田さんはご自身制作の絞りのきものを着ていらっしゃいます。
白塗り体験
この日のワークショップのテーマは、なんと「白塗り」。歌舞伎役者さんの舞台メイクを体験させてもらえる、しかも、歌舞伎役者直伝、という貴重な機会!
では、すっぴんになって。。。というわけにもいきませんので、体験するのは参加者を代表して3名の男性が、立役(男前メイク)、敵役(悪者メイク)、女形メイクの3タイプをそれぞれ施していただきます。
メイクの実演のお手伝いして下さるのが、雀右衛門一門の中村京純(きょうすみ)さんと大谷桂三一門の大谷桂太郎さんです。
まだ若き二人。京純さんは、雀右衛門さんと一緒に昼の部にご出演直後。お疲れのところ、こうしてワークショップにご協力くださり、ありがたい限りです。ワークショップ後のお食事会では京純さんから、歌舞伎役者生活について沢山お話を伺う事が出来ました。すごく面白かった!後ほどご紹介したいと思います。
さて、お化粧品のスタンバイもでき、いよいよワークショップ開始です。
あこや
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