木村孝先生講義「秋のおしゃれのヒント」at 美しいキモノ・アカデミー~その②~Kimono lecture by Taka Kimura

さて、この日の孝先生の装いは、明るいお抹茶色の単衣の色無地に、絽綴れの帯でした。

先生のお召になっている色無地は、地紋が素敵で、一部天蚕糸で織られた花模様の部分だけが白っぽく模様として配されているさすがの一枚。天蚕については、以前でもブログで触れましたが、他の糸に比べて染まりにくいという特徴があり、その特性を利用している、という訳ですね。天蚕自体は大変貴重なものです。

ブルー地の絽綴れの帯には、海松(みる)を唐草模様にしたものが描かれています。海松とは海藻の一種で平安時代からある図柄です。帯揚げ、帯締めも夏物でした。
私は、紅花紬の単衣に、白地に鱗紋の藤布の京袋帯をしています。帯は袷でした。

会場には、とっても楽しいこんなものが!先日発売された美しいキモノのカバーページの大きなセットが!表紙を飾っていた篠原涼子さんの姿がありませんが。。。

こんな風に誰でもカバーガールになれる楽しいセットでした!
本当の表紙にはなれないけれど、これはちょっとおもしろかったです。みなさん、その気になって写真を撮っていました!

この日は、ご一緒したある受講生の方から、「ブログ見てますよ」とお声がけいただきました。お話をしていたら偶然にも同じ大学の同窓生と言うことがわかり、嬉しいご縁が出来ました。これもキモノがつなげてくれたご縁。嬉しいお勉強会でした。

Today of Ms Taka’s fashion: Green Iromuji with wild silkworms and rotsuzure with a Miru (seeweed). Her style was for early autumn.
I found the interesting cover girl kit at the lecture hall and I tried to be a cover girl of Utsukushii kimono!

 

あこや

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