ご縁は楽し an editor Atsuko Tanaka

ご縁て不思議

先日、不思議なご縁でとっても素敵な方と会食の機会がありました。

ライターであり編集者である田中敦子さんと。


※写真のお魚の絵は、特に意味はないですw

田中敦子さんは、以前このブログでもご紹介したきもの研究家 森田空美先生の出版記念パーティでお会いしたのがきっかけ。その後、私達に共通の知人がいることがわかり、この日はその知人を交えての食事会でした💓

森田空美 「灰色光 Ash & Light」出版記念パーティ〜その①
※その⑤までつづく。

田中さんは、森田先生の「灰色光 Ash & Light」の編集を担当。森田先生との歴史を紐解けば、きもの業界に多大な影響を与えた和楽創刊時からの森田先生の連載の仕掛人が田中敦子さんなのです!同じ時代に、同じ方向を見ていた二人が必然的に出会って始まった連載企画、その後の反響は皆さんも知るところかと思います。

 

きもの自分流 リアルクローズ 入門

田中さんご自身は、江戸の手仕事や、工芸、染織といったジャンルを中心に活躍され、日々忙しく全国を飛び回っていらっしゃいます。沢山のおきもの関連のご本も書かれていますが、私のお気に入りはこの本。

「きもの自分流–リアルクローズ−入門」

森田先生と染織史家の吉岡幸雄先生との対談ががっつり掲載されているご本です。まさに田中さんと森田先生のきものに対する考え方がよく理解できるご本。

せっかくの記念なので、サインして頂きました〜。

うふふ。嬉しいな。

2012年に出版されたこの本。きものを楽しむのに一つの目安として40歳という年齢があって、きものを特別なものとして捉えるのではなく、私たちの日常のライフスタイルの一部として考える、という視点で示唆に富んだ内容になっています。

40歳からゆっくり、リアルクローズ計画。お母様から譲られたきものを軸に、少しずつ自分らしいワードローブを完成させていく。言ってもきものは高価なものだし、一気に揃える事なんてなかなか出来ない、、、限られた予算の中で自分の着たいきものについて考える。きもの好きの私たちやこれからきものを始めたいと思っている若い方へのヒントが沢山詰まっています。

30代のきものは一生モノになりにくい。でも40代からゆっくり探せば、おそらくどのきものも一生モノ。

きものとのこれからが楽しみで仕方がなくなるお言葉ですね♪ぜひ、手に取ってみて下さいね。

田中さん、素敵な時間をありがとうございました!

 

あこや

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