和装振興研究会の資料を読む~その①~ kimono Promotion Study Group report

6月16日に和装振興研究会から発表された報告書が経済産業省のホームページにアップされていましたので読んでみました。

和装振興研究会とは、経済産業省が設置した製造産業局長主催の研究会で、若い世代のきものへの関心の高まり等をふまえ、新たな需要の開拓に向けて新たなビジネスモデルを構築し、きもの産業の好循環を創造するため、1月30日に有識者、若手経営者及びユーザーから構成された研究会です。

この研究会では、

(1)きもの産業のビジネスのあり方、

(2)きものを活用して日本や地域の魅力向上につなげていくための方策

等について検討を行い、この度、「和装振興研究会報告書」の発表となったというわけです。

2020年へ向けて和装振興の動きは、かなり活発化していますからね。その一連の動きでしょう。以前ご紹介した「きものの日」の採用が経産省内で検討が進んでいるというニュースがありましたが、関連した動きでしょうね!

なにはともあれ、国が、和装振興のために動くことは良きこと!オリンピックの開催が決まったことは、自国の文化を見直す良い機会になっています。
気になるのは研究会のボードメンバーが誰なのか、、、ですが。

どんな方がいるかというと、、、

〈座長〉
近藤 尚子 文化学園大学服装学部 教授、和装文化研究所 所長

〈委員〉
天野 豊 三勝株式会社 取締役社長/きものサローネin日本橋実行委員会 実行委員長
石崎 功 K.D.C Planning 代表/NPO法人きものアルチザン京都 マーケティングディレクター
梅原 麻里 モダン着物小物 梅屋 店主
軽部 政治 株式会社オレンジ・アンド・パートナーズ 代表取締役副社長
きくち いま エッセイスト、イラストレーター
小山 薫堂 株式会社オレンジ・アンド・パートナーズ 代表取締役社長
斉藤 上太郎 株式会社三才 代表取締役社長
柴川 義英 あづまや呉服店 店長
須藤 玲子 株式会社布 ディレクター
髙倉 慶応 蝶屋株式会社 代表取締役社長/一般社団法人イマジン・ワンワールド 代表理事
デービッド・アトキンソン 株式会社小西美術工藝社 代表取締役会長兼社長
福井 勝博 一般社団法人全日本きもの振興会 常務理事
藤井 浩一 藤井絞株式会社 代表取締役社長/NPO法人きものアルチザン京都 代表
又吉 直樹(ピース) 株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー
丸山 伸彦 武蔵大学人文学部日本・東アジア文化学科 教授
若林 靖永 京都大学大学院経営管理研究部、経済学研究科 教授

(あいうえお順)

こんな方々。

よく見るお名前がやはりチラホラ、ですが、ピースの又吉さんもいらっしゃいますね。こういうボードって1人色モノみたいな感じで必ずこの手の方が入りますよね。一般市民の声を聞き入れているアピールでしょうか。。。でもきっと又吉さんなら的確な意見をおっしゃって下さっているのではないかという気がします。

それから、染織文化講座でお世話になっている武蔵大学の丸山先生のお名前もありますね☆

次回以降、レポートの中身に少しずつですが、触れてみたいと思います。

つづく。

The Ministry of Economy, Trade and Industry established “kimono Promotion Study Group” on January 30 in 2015. The study group discussed about ( 1) the kimono industry business in the future and (2 ) how to lead to attractive improvement of Japan and the region by kimono. I will summarize “kimono Promotion Study Group report ” announced in this June in the following blogs.

 

あこや

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