きもの産業ニュース! News of Kimono industry

先日、2つのニュースを目にしました。
装いの道株式会社 着物学校「装道礼法きもの学院」運営 民事再生法の適用を申請

皆さんご存知の和装小物事業でも有名なあの装道が倒産です。
実際には、オーナーが代わって引き続き経営は続くらしいですが、大手だっただけにちょっとびっくりしましたね。

そしてもう一つは、こちら。

京友禅生産、10年で半減 需要低迷止まらず
京都新聞の記事を引用します。

『京友禅協同組合連合会がまとめた2016年度(15年12月~16年11月)の京友禅(京小紋含む)の総生産量は、前年度比9・2%減の37万5千反。10年前の06年度と比較すると49・5%減と半減。和装需要の落ち込みに歯止めがかからない状況が浮き彫りになった。』
注目すべきは、加工技術別のくだり。
加工技術別では、型染めが8・1%減の10万反、手描染めが17・3%減の6万6千反、機械捺染は11・2%減の15万4千反となった。一方、インクジェットは8・4%増えて5万4千反。消費者の低価格志向などで手作業による型染めから、コストの低いインクジェット製品への転換が進んでいる。』

やはり手描き染がもっとも減っていますね。それと同時に、なんとインクジェットが伸長しているという皮肉な結果に(><)。

そしてさらに!

品目別では、1・1%増えて8万2千反だった振り袖を除き、着尺は5・6%減の16万4千反、訪問着が2・7%減の2万3千反、つけさげが8・3%減の7千反、長じゅばんが37・1%減の4万2千反と軒並み落ち込んだ。中でも正装の留め袖は33・3%減の6千反まで減少。フォーマルな場で着る機会が減少し、貸衣装利用へのシフトが進んでいることも背景にあるとみられる。』

留袖は、年間たったの6千反!!!(京友禅に限ってですが)

10年で半減したということは、その分消えた技術もあるのでは、と悲しくなります。でも、これは事実!受け入れなければ!

需要がないから、需要を作り出さなければ!と記事には書いてありましたが、需要喚起も大切だけど、きものを日常で着る人を増やすことはかなり難しいです。振袖とフォーマル需要をあおるのさえ、もう厳しい時代。だからこそ、いまいちど私たち生活者がどんなきものが欲しいと思っているのか、見つめてほしいなと思います。

みなさん、きものは楽しいです!

自分を何百倍も素敵に見せてくれます♪着ましょう、きもの!

 

あこや

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