還暦お祝いの記念茶会 at 茶道会館 〜その②〜Tea ceremony at Sado kaikan

濃茶席の床の間には木瓜(ぼけ)の花が。可愛いピンクの花をつけています。この日、この花をどうしても生けたかったというご亭主。かなり入手するのに大変だったそう。



水差しは、なんとご亭主自作のもの。今回のお道具の多くが、ご亭主自作のもので還暦茶会にふさわしい趣向でした。



この水差し、作ったばかりのものらしいのですが、既に金継ぎされていますよね。

なんと焼き上がった後釜から出した際に落としてしまい割れてしまったんだとか。それを金継ぎしてみたところ、なんともいい景色が出来あがり、壊れてよなったな、と記念すべき作品になったのだそうです。

茶杓の名は八起。

60歳からのこれからも、起き続けるぞ、という意味を込めて。
お茶碗も自作。



素敵な濃茶席でした☆
さて、次は別のお茶室へ移動。薄茶席です。



立礼席で、これから点心をいただきます。
一緒に参加した妹と♪



さて、春らしいお食事が運ばれてきました〜。


お椀も木の芽の香りがして春を感じました。



お祝いということでお赤飯も。



さて、薄茶のお点前が始まりました。



水差しは、麹谷宏先生作のワインボトルで作られた作品。
そして楽しみにしていたお干菓子は、なんと可愛い楽譜と♪のお菓子。音楽が大好きなご亭主にちなんでこの日のために作られたもの。



お干菓子って割と形だけでお味がちょっとというものが多い中、こちらのお菓子はとーってもお味もおいしくて、妹のももらってしまいました(笑)

 

あこや

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