還暦お祝いの記念茶会 at 茶道会館〜その①〜 Tea ceremony at Sado kaikan
先日、高田馬場にあります茶道会館でのお茶会に行ってきました。
春だというのに朝からの雨。冬に舞い戻ったような天気でした。
こちらが茶道会館。実は訪問するのは今回が初めて。
こんな都会のど真ん中に、かなり広い敷地にお茶室が構えられ、贅沢な場所ですね。
茶道会館とは茶道振興のための施設で、一度伺ってみたい所でした。
この日は、お知り合いの還暦をお祝いする茶会。60歳を迎える亭主が、親しいお仲間をお呼びしてのお茶事です。
自分の還暦のお祝いに、お茶会を催されるなんて、なんて素敵な趣向!
さて、敷地内に足を踏み入れますと、様々なタイプのお茶室が点在しています。すごいスケール感!
こちらの茶道会館でお茶をおしえていらっしゃり、茶道文化振興会の理事を務めながらTVや雑誌などのメディアでの茶道指導などご活躍の幅が大変広い方です。
本日のご亭主は北見一門。宗幸先生も今日は裏方に徹し、ご亭主をサポート。
今回のお茶会、伺ってみてびっくり、たくさんのお知り合いの方がいらしてお茶事が始まる前からテンションが上がってしまいました。
久しぶりにお会いしたお二人。右におられるのが、グラフィックデザイナーの麹谷宏先生。左におられる方は、素敵なワインのお店をされている方です。麹谷先生も超ワイン通。二人のワインラバーの間に挟まれる下戸(ゲコ)です。(笑)
麹谷先生は、今日のお正客を務められます。
最初にお濃茶。
お茶会は、本当に久しぶりですが、やはりとても清々しい気持ちになりますね。素敵な大広間です。
男性も女性もおきもの姿の方が多くて、とても素敵でした。お茶はたしなみの一つ、と考える大人のお茶会です。
さて、お菓子は、なんと生信玄餅!!生まれてはじめて頂きましたが、ご亭主のふるさとが山梨ということで、今日のために特別に作って頂いたものとか。
お茶席が初めてという方も多いからか、くろもじ付き。お濃茶のお椀を淵をふくための懐紙も用意されるという柔軟な心遣い。
今回のお道具は、すべてご亭主の心がこもったものばかり。茶事というのは、こうだから楽しいのだ!という一つの素敵な例を見せて頂いた気がしました。
つづく
あこや
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