夏到来 津田千枝子さんの夏帯で~その②~ Obi of Chieko Tsuda

津田さんの夏帯を締めたものの、実は小物のコーディネートはあまり納得いってなかったのです。

インスタにアップしたのはこの組み合わせでした。写真がいつもイマイチで色味がわかりにくくてすみません。


やや、グレイブルーな絽の帯揚げに練色の冠組の帯締を合わせています。帯締を帯となじむ同系色を選んでみました。

ここに至るまで、こんな帯締もしてみました。


白地にブルーのラインが入った冠組。夏らしさは出たものの、なんだか帯から浮いているような感じがしてやめました。

1日中納得いかない小物で出かけていると、気になってしょうがなくなり、青山八木さんにご連絡。頭の中でグレイブルーな帯締はどうかな?と思っていたので、「帯を持って行きますので相談に乗ってください」とお伝えしました。

数日後、帯を持参して八木さんの元へ。写真を撮るのを失念してしまったのですが、納得の帯締をゲットしてきました。

自宅に戻り、改めて帯締を帯に色々置いてみました。


何度も言いますが(笑)、色味が悪くてごめんなさい🙇‍♀️

合いそうなものをいくつかピックアップ。


まずは先日締めた練色。


まぁ、無難というか、可もなく不可もなく。


次は薄いブルー。これを置いた時、やっぱりブルー系はあるなぁと思い、明度で印象が変わるなぁと、ふむふむ。


調子に乗って紺色。これは、ちょっとキツイなぁ。あわせる着物によってはアリかもしれません。帯締は基本的に帯を基準に考えると言いますが、やはり合わせる着物の影響も大きく受けますよね。

さらに調子に乗って、水鏡(笑)。


全然ちがーう!

で、八木さんでこれだと選んだのがこちらの帯締。


そう!グリーン!

乗せてみると、グリーンの光沢がなんだか、綺麗で。


グレイとかブルーという頭だった私に、風が吹きました(笑)。

これいいかもー!八木さんにも、「あこやさんぽいかも」とおっしゃっていただき、色々乗せてみたけれど、これに決定!

合いますよね!?

こうやって小物って、本当に難しいというか、楽しいというか、単純にコーディネートとしての完成度も大切だけど、着るひとにとっての納得感とか、これは自分に似合うな、とか、そういう観点で考え抜く楽しさを改めて痛感。

きものは、本当に小物で印象が変わりますから。

最後に帯留も乗っけてみましたよ。


このあたりも、イイね!


やっぱり白っぽい方がいいかな。

なーんて、一生遊んでいられる!笑

今回は写真の精度がイマイチで、皆さんに伝わりにくかったかと思いますが、ぜひ、太陽光の入るお部屋で組み合わせてみると色がよくわかってオススメです!

お出かけの際は、いつもの定番の組み合わせばかりではなく、小物の組み合わせにもこだわってコーディネートしてみてくださいね!


あこや

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