伊勢型 人間国宝「中村勇二郎」の江戸小紋 古代菊

今日は、一ヶ月に一度のきもののお稽古の日。

前回はお休みをしていたので久々のお教室でした。
今日のテーマは「振袖」。帯結びは、二枚扇と花立矢です。

花立矢は、どうにもぼってりした感じが私好みではないのですが、
久しぶりに手さばきを見せていただくととても勉強になります。

先生の手はまるで魔法の手!二、三カ所手を入れていただくだけで見違える様になります。

さて、今日の私の装いは、人間国宝 伊勢型紙道具彫 中村勇二郎の代表作である古代菊の江戸小紋に
貝合わせの名古屋帯を合わせました。

帯揚げは京都 井澤屋さんのものです。ブルーグレーの花柄が気に入っています。
この古代菊、型紙を見せてもらったことがありますが、本当に細かい精巧な技術がなければ作ることは出来ない型紙で、香淳皇后がお気に召され、皇室に献上されたとして有名なものです。

大きな菊模様もあるのですが、私はこの小さめの古代菊柄を選びました。

型紙の細かさが見て取れると思います。
ピンクとグレーという私の好きな組み合わせ。八掛も同じ色のピンクに染めてもらいました。

帯締めも貝合わせの色味と調和させました☆

この江戸小紋は、格調高い雰囲気を持っていますので、袋帯と合わせれば、観劇やかしこまった集まりの場にも着て行けるので重宝しています。

色味もピンク地ですが、全体の色味はとてもシックなので長く着られる1枚です。

あこや

 

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