最近の装い outfit of the day

五月は、お稽古以外でも着物を着る機会が多く、なかなか忙しい日々を送っております。

ほんの一部、最近お出かけした際の装いです。

先日、お教室の生徒さんの結婚式がありました。素敵な結婚式で心が温まりました。古くからの知人の出席者も多く、とても楽しい時間を過ごしました。

結婚式なので何を着ようか迷いつつ、ちょっと控えめな装いになってしまいましたが、宝尽くしの刺繍が入った付け下げを選びました。

今回、新婦側の出席者の女性はほとんどお着物という素晴らしい披露宴で、目の保養になりました。新婦が京都出身で、京都のご友人のお着物姿は色合いが華やかで、皆さまキラキラされていました。

結婚式の装いは、友人として参加する場合、訪問着や振袖を中心とした装いが主かと思いますが、私のお隣の素敵な方も美しい訪問着姿。衿もとを見ていただくと白い比翼のお衿がありますね。幸せが二重になりますように。

さて、こうした際に締める袋帯の二重太鼓も、幸せが二重になるように、などと申します。

袋帯のレッスンは、最初は苦労しますが、仕上がりのポイントとして、このようにお太鼓柄とタレの柄ゆきがピタッと繋がると、美しいかと思います。

自分で着つけるのはなかなかコツがいりますが、決まると嬉しいものです。練習あるのみ!ですね。

さて、こちらは別の日。ある方の勲章授与のお祝いの宴席での装い。

たまご色の付け下げです。

お草履も、銀座ぜん屋さんのイタリアンカットを着物と同色で合わせました。先端が細くて立ち姿や玄関に草履が置いてある姿さえ美しいのです。

私にしてはオーソドックスな装いかなと思ってしまいますが、帯締選び、失敗しました。(笑)帯締で、全てが台無しになりますから、小物選びは皆さま要注意です。(涙)

お隣の方は、絞りに刺繍の豪華な訪問着。お母様のものだそうです。時々このブログでも書いていますが、私は絞りの着物がとても好きです!絞りの着物って素敵ですよ。

五月も終盤に入り、毎日暑くなってきました。もう単衣の季節です。日々の気候に合わせて、体調も考えながら、装いは柔軟に!ここまで暑いと早く薄物が着たくなりますね❤️

あこや

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